いよいよ11月を迎えました。
これから年末にかけては、
格闘技の話題がどんどん出始めて、
にぎやかになってきます。
日本の年末と言えば、
世紀をまたぐ頃はK-1,PRIDEなど、
新しい【総合格闘技】の試合が花盛り。
ルールを最小限にとどめる【果し合い】の風情が強かったこういった格闘技のブームに、
ワタシは『時代が世紀末ってことなのかなあ』なんて思ったりしていました。
なんとなく刹那的なにおいが感じられた時代でしたね。
そのブームが過ぎ去って、
数年前からは大みそかにボクシングの試合が行われるようになりました。
ここ数年では、
チャンピオン・内山高志の防衛戦をはじめとして、
井岡一翔などの試合も行われ、
今年もまた、
内山高志、河野公平のダブルタイトルマッチが行われることになっています。
内山チャンプは昨年大みそかの世界防衛戦以来、
なんと1年ぶりの登場です。
『KOダイナマイト』のスカッとした戦いぶりは今や”大晦日の恒例行事”になった感がありますが、
今年は待てど暮らせど防衛戦が組まれなかったので心配するとともに、
ウズウズしていました。
河野チャンプの戦いぶりと合わせ、
楽しみな『大みそか興行』です。
と思っていたら、
昨日【ボクシングファン待望】のカードが発表になりました。
WBC・Lフライ級チャンピオンの井上尚哉が、
減量のきついこのタイトルを返上。
2階級上げてSフライ級に転級して、
なんと世界戦を通算27度も防衛している”スーパーチャンプ”のWBOチャンピオン、ナルバエスに挑むことになりました。
まあなんと、
『やっぱり彼は、やることが違うな~』
という様な挑戦です。
39歳のチャンプ、ナルバエスは実に崩しにくいボクサーで、
43勝1敗2分の”生きる伝説”。
さあ、
だれにもまねできない『スーパーチャンプ』を目指す21歳の若武者、井上が、
いかにしてこの『難敵中の難敵』からタイトルを奪い取るのでしょうか?!
時は12月30日。
場所は東京体育館だそうです。
秋の『八重樫vsロマゴン』のタイトルマッチに続く、
『絶対に見逃せない戦い』です。
頑張れ!井上!!
(ちなみにまだ、同時興行のカードは全部は発表されていません。今までの流れで、八重樫、村田のコラボが見たいですね。)
そして日曜日からは、
大相撲九州場所も始まります。
今場所の注目は、
やはりなんといっても『進撃の巨人』逸ノ城の進撃が続くのか、止まるのかというところ。
先日ニュースで、
6人しか力士のいない小部屋である湊部屋の、
時ならぬ逸ノ城フィーバーのアタフタぶりをやっていましたが、
土俵を離れるとまだまだ二十歳そこそこの若者の顔がのぞいて、
何だか応援したくなっちゃいますね。
そして大横綱・白鵬は、
いよいよ大鵬の持つ32度目という『最多優勝』に挑みます。
今のところ対抗できる力士はいないと見え、
やはり【優勝候補筆頭】であることに疑いはないでしょう。
しかしながら、
ここ数場所、
何だか後半戦に入ってからやや失速気味になるところが心配の種。
前半戦で2番以上の差がついていたので逃げ切って優勝を果たしてきましたが、
なんとか10日目ぐらいまでに白鵬に並ぶ、あるいは1番差ぐらいでついていく上位力士があれば、
後半戦はグッと盛り上がっていくことでしょう。
先場所途中休場の日馬富士も、
なんとか出場にこぎつけたようです。
そして早く横綱としての初優勝を飾りたい鶴竜、
『目覚めぬ大器』稀勢の里やご当地力士の琴奨菊らが、
どれだけしぶとく白鵬にくらいついていってくれるでしょうか。
『千秋楽結びの一番まで、優勝の行方が分からない』
という様な優勝争いを、
久しぶりに見てみたいですね。
そしてけがから復帰して、
4場所連続優勝で再入幕まで駆け上がってきた栃の心の相撲ぶりにも、
注目しています。
実りある『九州の15日間』にしてほしいですね。
ということで、
『格闘技好き』の身にも、
ワクワクする話題がてんこ盛りとなってきました。
秋から冬にかけて、
【戦いの季節】
ということも言えるのではないでしょうか。
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