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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

明治神宮大会  天気が心配だなあ

2015年11月13日 | 大学・アマ野球

≪明治神宮大会≫  ~神宮~

【組み合わせ】

http://www.student-baseball.or.jp/


さあ、
アマチュア野球界の今年最後のビッグイベント、
明治神宮大会が今日開幕します。

回を重ねて第46回。

大学野球界では、
6月の全日本大学野球選手権と並ぶ2大ビッグイベント。
目指すべき大会となっています。

高校の部は、
90年代中盤までは招待大会として行われていたこの大会。
その当時は、
北海道、東京、関東、北信越、四国は秋季大会の優勝校を送り込んでいましたが、
その他の地区は招待校が出場していたため、
『全国大会』という位置付とはちょっと違う大会でした。
(それはそれで面白かったのですが)

しかし90年代中盤から【各地区の秋季大会優勝校】が集う大会となり、
『秋の日本一はどこだ』
という大会となりました。

しかしながら、
高校野球界で”目指すべき大会”とは、
当然甲子園で行われる2度の大会のみ。

そのため各地で9~11月にかけて行われた秋季大会優勝校が集う、
純粋な『全国一』を決める大会でありながら、
各校ともにここに照準を合わせているわけではない・・・・・・という、
ちょっと変わった大会となっています。

それゆえ、
この大会での優勝校が『純粋に日本一』とは言えないものの、
集うメンバーがすべて来春の選抜甲子園大会の出場校だけに、
盛り上がる大会であることは確かです。

各校の戦いぶりを見ていると、
各校のこの大会の位置づけがよくわかります。

全国の強豪に勝ち自信を植え付けることを主眼に、
優勝を本気で狙いに来ているチームがあります。

来春を見据えて、
戦力の底上げのため控え組を多く起用する学校もあります。

そして、
チームに刺激を与え喝を入れるために、
あえて秋季地区大会とはかなり違うメンバーで臨んでくるチームもあります。

いずれの学校も、
『せっかくの全国レベルの大会なので、何かをチームにもたらして帰りたい』
という気持ちは強く持っているようで、
激戦も期待できます。

悔しさを持ち帰ったチームが、
春に向けて見違えるようなチームに変身しているケースも多いのがこの大会。

昨年は北海道の東海大四が、
この明治神宮大会では浦和学院に、
6回コールドの0-10とこっぴどくやられてしまいましたが、
『この悔しさを忘れない』
と冬場にチームの底上げを図り、
春の選抜では見違えるような姿で登場。

準決勝では秋のリベンジとばかり浦和学院を下し、
見事に北海道勢としては久々の、
準優勝に輝きました。

03年には、
北海道の鵡川はこの大会で大阪桐蔭の前に、
5-36と歴史的な大敗を喫しましたが、
春の選抜では成長した姿を見せてくれました。

一昨年の決勝では、
沖縄尚学が0-8のビハインドから、
後半見事に9点を挙げて、
見たこともないような大逆転劇を演じたという試合もありました。

思い出に残る試合としては、
05年大会での、
駒大苫小牧・田中投手(マーくん)の、
まさに超絶なピッチングが思い出されます。

彼の高校時代のピークと言われる投球で、
まさにバッタバッタと三振の山を築いていきました。
見ていて『スゲ~』とため息が漏れるようなピッチングでした。

この大会にはそして、
来春センバツでの『明治神宮枠』も設けられています。

この明治神宮大会で優勝した地区から、
一般枠とは別に1代表を選抜に送り込めるというもの。

秋季大会で、
『選抜に選考されるか微妙』な立場にいる学校としては、
なんとしてでも明治神宮枠を獲ってきてほしいというのが本音でしょう。

優勝した学校にとって、
明治神宮枠を取るか取らないかというのは直接的には何のメリットもないのですが、
各校ともに『地区優勝校』のプライドをかけての大会となりますので、
『優勝して、1枠ゲットしたる!』
の思いも強いのかもしれませんね。


先の記事でも触れましたが、
来年のドラ1候補である敦賀気比・山崎、創志学園・高田、東邦・藤嶋の3投手の投げ合いだけでなく、
大阪桐蔭の打線や、新顔として『3年以内に全国制覇』を掲げる鍛冶舎監督率いる熊本・秀岳館の戦いぶりにも注目しています。


大学の部は、
激戦が予想されます。

春の日本一に輝いた早稲田は、
春と比べると投手力に一抹の不安を残しているものの、
それでも優勝候補の筆頭であることに間違いはないでしょう。

追うライバルの亜細亜は、
粘り強い戦いが身上。
激戦・東都を勝ち抜いてきた野球力の高さが自慢。

東海・上武の関東予選を勝ち抜いた2チームも、
虎視眈々と優勝を狙っています。

地方勢では、
巨人ドラ1・桜井を擁する立命館に注目。
初戦の東北福祉大との対決は強豪同士の一騎打ち。


それにしても、
東京は今日、朝からどよ~んとした雲が立ち込めています。

せっかくの土・日はあいにくの雨模様。
順延にならないといいなあと思います。

この時期の、
雨の中での野球観戦、
厳しいですからねえ。。。。。。。。

ということで、
不安もありますが、
期待いっぱいの明治神宮大会、
今日開幕です。


*ところで、プレミア12の日本代表、苦戦が続きますねえ。実力的には完全に格下と思われていたメキシコ、ドミニカにいずれも大苦戦。ニッポン放送の松本アナいわく、『日本の選手は、いつも整えられたいい環境でしか野球をしていないから、こういった国際大会、特に海外での試合になると、ひ弱なんだよねえ。』とのことでした。ワタシもそう思いますね。図太さがないというか、たくましさがないというか。なんだか図太さを見せているのって、中田だけですね。見るからに図太いって感じですね、今大会の中田は。そういった意味では、いつも整えられた環境ばかりの試合ではない、女子代表、U-15,U-12なんかの選手の方が、海外では図太さを発揮しているねえ。。。。。彼らのおかげで、日本は”世界ランキング”1位なのだそうだからね。
『ひ弱な坊ちゃん選手』ばかりでなく、規格外の選手が必要ですね。そういう意味では、ぬくぬくとした日本の野球を飛び出しMLBに挑戦して”成功した”選手達は、例外なくそういった【強さ】を身に着けている感じがするもんなあ。脱皮できなかった選手は・・・・・・・やっぱりなあ、という感じ。  いや、プレミア12を見たうえでの、雑感でした。


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