≪ラグビーワールドカップ2019≫ ~横浜~
【準決勝】
イングランド 〇19(10-0 9-7)7 ● ニュージーランド
準決勝のひと試合目、
「事実上の決勝戦」と言われた試合は、
3連覇を狙うオールブラックスを、
イングランドがまさに抑え切って完勝。
決勝進出を果たしました。
日本代表に熱狂したワタシですが、
本当に待ちに待っていたのはこの日。
チケットを手に入れてから1年半、
本当に待ちに待った日でした。
もう待ち切れずにゲートの開く試合開始の3時間前には現地に到着。
本当にたくさんのオールブラックス、イングランドのギアを身に着けたりコスプレをしたファンの山、山。
ファンゾーンも本当に楽しくて、
あっという間に試合の始まる時間になってしまいました。
そんな中でキックオフ。
ワタシの周りは、
オールブラックスファン4に対してイングランドファン6ぐらいの割合で、
意外にもイングランのの声援の方が大きくなっていました。
そんな中、
まさに電光石火のトライで試合を最初に動かしたイングランド。
このトライから、
まさに80分間イングランドのいいところが出っぱなし。
オールブラックスは、
まさに『何もできずに』といおうか、
『すべてを封じられた』ような失意の時間を過ごしてしまいました。
イングランドは、
セットプレーの安定感でオールブラックスを大きく上回り、
ディフェンスでは早い出足でオールブラックスに何もさせず、
オールブラックスはフェーズを重ねるほどにズルズルと下がっていくという感じの厳しい展開。
最後にはウィングに渡ったと思ったらタックルで外に出されるというありえないシーンが頻発、
中央でフェーズを重ねるとズルズル下がって最後は苦し紛れに蹴らされるというシーンも。。。。
そして焦ってミスを重ねるだけでなく、
規律の乱れから反則を重ねてPGで得点を重ねられるなど、
まさにイングランドがやりたい放題の試合でした。
得点は19-7ですが、
20点差か30点差ぐらいついていてもおかしくないほどの試合内容でしたね。
事実TMOでイングランドは「あれっ?」って感じでトライを2つ無効にされていますしね。
ワタシは試合を見ながら、
「オールブラックスのようなチームでも、こんなになってしまうんだ」
ということに衝撃を受けっぱなしでした。
しかし今回のイングランド、
見事なチームになりましたね。
前回の大会を見ているだけに、
いかにエディーさんのチーム作りが凄いのかということを、
見せつけられている気分です。
やっぱりエディーさんといいジョセフさんといい、
日本代表は素晴らしい名将にチームを作り上げてもらったんですね。
感謝、感謝です。
それにしてもエディーさんの作ったイングランドの守備、
ものすごいの一言ですね。
日本代表の時も徹底されていた『早い出足』と『タックルしてすぐに起き上がり数的優位を保つ』の二つは、
イングランドチームにも浸透していて、
より高いレベルでそれが徹底されていました。
オールブラックスは、
アタックしても常に数的不利な状態をつくらされて、
ほとんどゲインを切れないという状態が続いていきましたね。
それを80分完全に、
あのオールブラックス相手にやり切ったイングランドは、
見事です。凄いです。
全身をオールブラックスのギアで固めて観戦に臨んだワタシとしては甚だ厳しい結果なのですが、
なぜか帰り道は清々しい気分でした。
もうなんか、
この素晴らしい戦いとワールドカップの雰囲気に、
酔ってしまったような状態ですね。
イングランドは、
ぜひ決勝でも頑張って欲しいですね。
そしてオールブラックスは、
ぜひ3決で「これぞオールブラックス」というところを見せてほしいと思います。
そして大会後は、
ハンセン監督やリード主将などがトヨタに移籍してくる予定ということで、
トヨタ、サントリーに神戸製鋼、パナソニックなどの試合をいつ見に行こうかなんて、
そんな計画も立て始めています。
ラグビーの楽しさは、
続いていきます。
それにしても、
このワールドカップの「4年に一度ではない、一生に一度だ」という言葉、
その通りでした。
一生に一度の、
素晴らしい体験でした。
羨ましいですね~。
ワタシはオールブラックスも大好きですが、それ以上にイングランドファンなんです。(エディーさんもいるし)
それに両国のナショナルアンセムも大好きで、特にNZのアンセムは最高で個人的にNo1で、
それに続いて好きなのが「ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン」。
その二つを同時に聞けるなんて羨ましすぎますよ~。
それからハカに対して、V字隊形で対峙するイングランド。
会場の盛り上がりはTVで感じるもの以上だったと思います。
ということは、スイング・ロウ・スウィート・チャリオットの大合唱を生で体験!
「すいーんろうぅぅ~ すいーちゃぁぁ~~りおぅ」
ああ・・なんて贅沢・・・ いいなあ・・・
トゥイッケナムと化した競技場の雰囲気はテレビでも伝わってきましたね~。
まあ、オールブラックスのジャージーに身を包んだまめちち様にとっては複雑な心境だったかもしれませんが。
試合の方はというと、オールブラックスらしさが全く感じられず、見せ場らしいところがありませんでしたねえ。
イングランドファンなので勝ったことは嬉しいのですが、あまりにも点差以上の一方的な、意外な展開になにか虚しくもあり、
ちょっと複雑な心境でした。
必ずと言っていいほどゲインを突破してくるFWに、あれほどターンオーバーさしちゃあダメですよね。
3決でこの鬱憤を晴らしてほしいものです。
(モウンガのコンバージョンキックのモーションが好きなのでもっと見たい)
さあ、これで決勝の相手は欧州王者ウェールズか南半球王者南アフリカか?(すでに結果でましたが笑)
もうワクワクしかありません!
本当にhanahanaさん、詳しいですね~。さすが!
ワタシ実は、日本がらみでないフル代表の国際試合、初めてだったんです。
10年ぐらい前にu-20のワールドカップが日本開催されたとき、今回と同じカードの決勝を見たことがありますが、その時以来ですね。
とにかく雰囲気が素晴らしくて、おっしゃってるスイング・ロウ・スウィート・チャリオットの大合唱もありましたし、試合が終わってしばらくしたら、ヘイジュードも流れ出して、イングランドファン、それはもう大合唱でした。
オールブラックスのファンとしては残念ではあったのですが、もうそんなことよりも、この雰囲気を体験できたことがまさに「一生もんかな~」って感じで、なぜかウキウキしながら家に帰り、「あれ~オールブラックス負けたのに、ご機嫌だね~」と家人には言われてしまいました。
昨日の南アとウェールズの試合も最高だったし、今後は海外のテストマッチも、ウォッチしていこうかなと思っています。
海外のサッカーは2002年のW杯後もあまり興味を持たなかったのに、面白い心境だなあと自分でも自分を不思議に思っています。
さあ、決勝ですね。
と同時に、もう終わっちゃうのかよ~なんて、
ちょっと寂しさも感じています。