今年の春季東京六大学リーグ戦は、
最終週の早慶戦で決着がつきました。
慶応は、
第1戦に続いて第2戦も、
エース加藤拓が力投。
リードした”締め”の3イニングをピシッと抑え、
最高の形で34度目の優勝を飾りました。
まあ、
それにしてもやはり六大学はやっぱり【早慶戦】ですね。
あの球場の”入り”、
この対戦でなければあり得ません。
慶応は今季、
竹内監督が倒れて、
急きょ前監督の江藤氏が指揮を執るという一種の『緊急事態』でしたが、
その危機を力に代えての見事な優勝でした。
優勝の原動力は、
なんといってもエースの加藤拓でしょう。
慶応の選手は、
大半が慶応高校出身。
慶応高校は”神奈川高校野球”の一員ですので、
よく見ているはずなんですが・・・・。
加藤投手、
何だか慶応高校一昨年のチームで彼のこと覚えているかと言われれば、
『?』
と答えるしかありません。
しかし今季のピッチング。
まさに、
『すげ~~~』
としか言いようのない、
ストレートのキレでした。
覚えていなくて、すみません。
しかし今は、
強烈な印象とともに頭に残っています。
谷田・横尾の3・4番も、
ようやくこの3年生になって、
『本物の中軸』
と呼べるようになってきて、
破壊力も増してきましたね。
ということで、
10日から始まる全日本大学野球選手権大会への出場が決まりました。
六大学の意地にかけ、
【全日本制覇】
は譲れないところでしょう。
しかし今の大学球界、
どこのリーグの代表が優勝してもおかしくないほど、
混迷を極めています。
慶応・亜大の”両巨頭”がそのまますんなりと勝ち進んでいけるとは思えないのですが、
どうなっていくでしょうか。
全26代表が昨日で揃い、
いよいよトーナメントが始まります。
今年の大会は、
初出場が3校。
北海道の苫小牧駒大、
仙台六大学の仙台大、
そして関東甲信越の山梨学院大です。
駒大苫小牧、山梨学院大付属と、
弟分はとても強いという二大学が初出場をもぎ取りましたので、
注目しています。
そして何と言っても、
東北福祉大の厚い、厚い壁を打ち破って初出場を決めた仙台大。
どのような戦いを見せてくれるでしょうか。
ということで、
【梅雨の祭典】
大学野球選手権の、
始まりです。
雨よ、降るな~~~~~!
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