11月は、ラグビー・トップリーグはお休み中。
日本代表がヨーロッパ遠征しているためです。
その日本代表は、
”歴史的”と言われる勝利をルーマニア、グルジア戦で挙げ、
【エディー・ジャパン】として力強く歩み続けています。
そんな中、
大学ラグビーはシーズンひとつめの大きなヤマを迎えています。
週末には対抗戦グループ全勝対決、
帝京大vs明大
が行われました。
吉田監督の下、
しばらく忘れていた”北島イズム”である【前へ】を前面に出し、
明治が今シーズンをここまで全勝で駆け抜けてこの日を迎えました。
対する帝京大は言わずと知れた【全日本大学選手権3連覇】の超重量チーム。
両チームのFWの力を図るうえで、
本当に注目された対戦でした。
試合は前半から互角の展開。
明治のスクラムトライも飛び出し、
前半終了で14-13と帝京大の1点リード。
『後半はどうなるのか』
と思っていましたが、
後半はキックオフから帝京大がそのパワーを全開で攻めまくり、
あっという間にトライを決めて突き放しにかかりました。
明治はここでは粘って6点差まで追いすがりましたが、
後半18分にSO・中村が3人の明治のタックルを振り切って中央にトライ。
33分にもトライを決めて、
結局25点差をつけて押し切りました。
【強い!!!】
という言葉しか出ない、
帝京大の盤石の強さでした。
大学屈指のFWの強さに、
BKの決定力もある今年の帝京大。
過去3年よりも、確実にグレードアップしている感じですね。
『前人未到』の全日本4連覇。
十分に資格のあるチームというよりも、
『帝京を倒すチームが思い浮かばない』
というような状況ですね。
東海大、流経大、明治大、天理大。
この4チームが、
帝京に挑んでいくという図式でしょうね。
この強い帝京を中心に、
年末、年始の大学ラグビーシーンが形作られていきます。
『オレンジ軍団』
の爆走、
止めるチームは、果たして出るのでしょうか。
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