春の選抜開催までおよそ1か月。
そろそろ各チームとも、
本番に向けて実戦形式の練習を始めたころでしょうか。
今年の選抜は第83回。
1世紀近くにわたり、幾多の激闘の歴史を刻んできました。
野球シーズンの始まりを告げる選抜高校野球大会。
桜の花の咲くころ、
今年も32校の俊英達が力強い戦いを繰り広げてくれることでしょう。
さて、
今年の選抜を占う第1弾。
各校戦力の分析です。
【第83回選抜高校野球大会 戦力分析】
投 攻 守 総合 ランク
北海道 北海 (12) 85 80 80 80 C+ カギ握るエース玉熊の出来。冬場の降雪の影響で、実戦不足がどう出るか。
東北 東北 (19) 85 85 85 85 B 上村がそこそこ投げれば戦える戦力。8強進出が現実的な目標。
光星学院 (5) 80 90 85 85 B- チーム力は高いが、調整が上手くいったかがカギ。里帰り球児の活躍に注目。
関東 浦和学院 (7) 90 90 90 90 B+ エース佐藤は身体能力抜群。最近続く”負の歴史”に終止符を打ちたい。
東海大相模(9) 80 90 85 85 B 一二三抜けても攻撃力は抜群。エース近藤が一皮むければ覇権争いも?!
横浜 (13) 85 90 80 85 B+ 斎藤復活で山内と2本柱形成できれば面白い。打線の破壊力は大会屈指。
水城 (初) 80 85 80 80 C 夏春連続の甲子園。相変わらず1年生の2人が打線をぐいぐい引っ張る。
前橋育英 (初) 75 80 80 80 C- ついにめぐってきた春。結果気にせず暴れまわれば波乱を演出も。
東京 日大三 (18) 90 95 90 90 A 候補筆頭で臨む連続の春。丸裸にされているはずのエース吉永の出来がカギか。
国学院久我山(3) 80 75 75 75 C- 久々の春に踊る。エース川口は強気の投球光る。アルプスは大観衆で埋まる?!
東海 大垣日大 (3) 90 90 90 90 A エース葛西擁し有力なV候補。名将が花道を飾れるか。
静清 (初) 85 80 80 80 C+ 初の春も、ポテンシャル高い。エース野村は今大会注目の投手。
北信越 金沢 (9) 90 80 80 85 B 150キロ男・釜田で上位うかがう。冬場の振り込みで打線がどう変わったか。
日本文理 (4) 85 85 80 85 B- 準V以来の甲子園。今年も文理打線の驚愕の破壊力は健在。
近畿 天理 (21) 90 90 85 90 A- 甲子園で本来の実力を出せばV候補。エース西浦の150キロにも注目だ。
履正社 (3) 90 90 90 90 A エース飯塚、核弾頭海部などキラ星揃う。地元の期待背負い、V争いに参戦。
智弁和歌山(10) 85 90 85 85 B+ 破壊力満点の打線は健在。核になるエースが確立できれば高嶋監督65勝も。
報徳学園 (18) 90 85 85 85 B+ スーパー1年生・田村が帰ってくる。支えるバックは、報徳伝統のしぶとさを持つ。
京都成章 (2) 85 85 80 85 B- 攻守に穴のない戦力で2度目。1勝を挙げて波に乗りたい。
加古川北 (初) 85 85 85 85 B- 究極の大物食いが甲子園見参。観る者をワクワクさせる好チームだ。
中国 関西 (11) 90 90 85 90 A- エース堅田は安定感抜群。打線の振りも大会屈指の迫力を持つ。
創志学園 (初) 80 80 75 80 C 創部1年での嬉しい甲子園。戦力は劣るが、しぶとくくらいついて行きたい。
総合技術 (初) 80 75 80 75 C- 嬉しい初の春。小技、足技がどこまで甲子園で通用するのか。
四国 明徳義塾 (14) 85 90 90 85 B+ 投打の軸がしっかりと確立されたチーム。北川の打撃センスは今大会屈指。
香川西 (初) 80 75 80 80 C- 地味ながら鍛え上げられたチーム。接戦に持ち込めればその力を発揮。
九州 鹿児島実 (8) 85 90 90 90 A- 神宮大会準V。前回出場時は初の全国制覇。今回もその再現と九州勢V4を狙う。
九州国際大付(2) 85 90 85 85 B+ 九州屈指の実力派。売り物は安定感あるエース三好とベテラン・若生采配。
九州学院 (4) 85 90 85 85 B 昨夏甲子園8強の実力派。しぶとい野球であの興南を破った。
波佐見 (初) 90 75 80 85 B- 松田の右腕は大会屈指。唸る145キロで有力校をなぎ倒す。
21世紀枠 大館鳳鳴 (初) 75 75 70 75 D 北の名門がついに甲子園へ。その戦いぶりは感銘を与えること必至。
佐渡 (初) 75 70 75 75 D 離島の星も甲子園へ。初出場だが戦力は充実し、侮ると痛い目にあうぞ。
城南 (初) 80 80 75 80 C- 徳島から連続の21世紀枠だが、四国でV候補に挙がったほど戦力レベルは高い。
総合は、各チームの持っている力。ランクは、甲子園での実績や監督采配などを加味したもの。
とりあえず各校の戦力を探りました。
明日は大会を展望してみたいと思います。
よろしくお願いします。
今年も楽しみでたまりません。早く熱い戦い見たいですね。