SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

プロ野球 開幕収支

2016年03月30日 | プロ野球

金曜日、土曜日、日曜日と、
ワタシにとってはたまらない週末となりました。

朝から高校野球の熱戦を堪能、
午後からはプロ野球(金曜日はナイトゲームでしたが)、
そして夕方からは大相撲観戦。

朝から晩まで、
大好きなスポーツイベントに囲まれて、
ホクホクの週末でした。

『超ザッピング状態』でTVの前にデンと構えていたので、
ほとんど根っこが生えたような状態でした。


そんな中開幕のプロ野球。

いろいろと問題が山積して、ややもやがかかった開幕を迎えたであろうジャイアンツが、
スタートダッシュで飛び出しました。

ディフェンディング・チャンピオンのヤクルトを東京ドームに向かえての3連戦でしたが、
新戦力がうまく絡んで、
見事な3連勝でした。

4番の新外国人、ギャレット。
なかなかいいですね。
昨日もDeNAの左腕、今永から左を苦にしない打ち方でアーチをかけ、
4連勝に貢献しました。

そして移籍のクルーズも見事。

ふたりの優良外人の爆発があれば、
昨年苦しんだ貧打も解消されそうな気配です。
反対に、相変わらず日本人野手は『そこそこ』ですけどね。

投手力は先発が3、4枚ほど欠けているにもかかわらず、
やはり安定感があります。
昨日のDeNA戦にも勝って開幕4連勝。
高橋由伸新監督、いまだ負け知らずです。

そして評判のよかった阪神も3勝1敗の立ち上がり。
金本監督のゲキにも力が入ろうってもんです。
開幕戦を落としたものの、
その後は堅調に白星を重ねています。

高山・横田・ヘイグとつながる『新打線』の1・2・3番。
なかなかいいじゃないですか。

中日、広島は2勝2敗というまずまずの立ち上がり方。
両チームともに前評判が低いBクラス予想のチームだけに、
監督はホッとしているのではないでしょうか。
中日の新外人、ビシエドは映像を見る限りではなかなかの打者ですね。
中日はこういった中軸を任せられる打者を見つけてくるの、
上手いですね。感心します。

DeNAは1勝を挙げているものの、
既になんだか”コマ不足”を露呈している感じで、
ラミちゃん監督も苦労が絶えません。
ちょっと厳しそうな感じですかね。

ヤクルトは、
逆ロケットスタートになってしまいました。

まあしかし、思えば昨年も4月に”急失速”した時期があったような。。。。
立て直してくるのがうまいチームなので、
お目覚めになった後大型連勝と行きたいところですが、どうでしょう。
相変わらず山田は、いいバッティングしてますけどね。


そしてパ・リーグ。

SBはまだまだお目覚めではないようです。
”トリプルスリー”を達成した昨年に続き、
今年は”ダブルフォー”(40本塁打・40盗塁)の達成を公言している柳田も、
まだまだ眠っている状況です。

しかしまあ、心配するような状況ではないどっしりとした戦いぶりですよ。
季節が進むのと一緒に、
ぐんぐん上昇気流に乗っていくことでしょう。

しかし昨日の先発、
5年ぶりの日本球界復帰となった和田については、
『多くは期待できないなあ』
という印象です。

やはり5年前の彼のピーク時の投球と比べると、
1段、2段落ちているような印象です。

しかも4年間もまともにローテで投げていたわけではないので、
これから季節が進んでいくとともに失速していくのではと思っています。

MLBからの復帰組にして同じ『松坂世代』の松坂、藤川とともに、
残念ながら日本球界に大きな足跡を残すことはないと思います。

まあそれでも、
それを補って余りある層の厚さを誇るのがSBの投手陣。
和田がダメなら、次、またその次・・・・・・と、
順番待ちに長蛇の列ができていますからね。うらやましい限りです。


西武は昨年に続いていいスタートを切ることが出来ました。
なんといっても打線が好調。

開幕戦は9回逆転サヨナラ勝ち、
2戦目は5点のビハインドを逆転と、
調子の波に乗れそうな戦いぶりです。

しかしどの戦いでも残塁の山、山、山。
そのあたりの課題は解消されていないようですが。

そして投手陣も、
やっぱり救援陣に課題を抱えたままですから、
去年よりはいい戦いが出来そうですが、
優勝となるとまだまだ・・・・・・という気がします。

しかし注目された秋山は開幕戦から大爆発。
4試合で打率.438をたたき出す絶好の立ち上がりを見せています。
いよいよ『超一流』への歩みが始まりましたね。

ロッテも絶好調の3勝1敗。

今江、クルーズと2人の主力が抜けた穴もなんのその。
持ち前のしぶとさを発揮して、
今年も食らいついてきそうですね。
伊東監督、いい監督になりました。

一方開幕戦を逆転で制し、
2戦目も延長引分と王者・SBとがっぷり四つに組んだ戦いぶりを見せた楽天は、
ここ2試合に大敗。
しかも一気のビッグイニングを後半に作られてのものだけに、
ちょっと嫌な雰囲気が漂っています。

日本ハムは大谷で開幕戦を取られるという誤算があったものの、
3戦目で期待の有原がロッテを0点に抑えて初勝利。
昨日は打者・大谷が5打点の大活躍で快勝。
早くも2勝2敗の五分に戻してきました。

一方のオリックスは、
昨年同様開幕ダッシュに失敗。

2戦目先発の新人・近藤が早々と故障で離脱するということもあり、
暗雲漂う開幕です。

パ・リーグは『SBが出遅れないと、面白くないよ』という声しきりでしたが、
どうやら出遅れはなさそうで、
昨年同様のペナントレースの展開となりそうな予感がしています。

もちろんまだまだ、
どうなるかなんてまったくわからないのですが、
やっぱり野球は面白いということだけは、
今年も変わらずに言えそうですね。


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