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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

日本の現実と、世界との差とは・・・

2014年06月25日 | サッカー

サッカーワールドカップ日本代表。

健闘したものの第3戦でも敗れて1分2敗。
失意のままブラジルの地を去ることとなりました。

この日のコロンビア戦。

世界との『差』を思い知らされるような厳しい戦いになってしまいましたね。

日本が過去2戦と比べて出来が悪かったわけでは決してなく、
むしろ日本らしい速さを意識した戦いでしたが、
それでも1-4という現実が、
選手に、サポーターに、そして一般国民にも『サッカーの世界の現実』というものを見せつけてくれました。

サッカーという世界、
やっぱり奥が深いというのがワタシの感想ですね。

日本代表は、
この4年間で本当に強くなったと実感していたし、
しかも本田、香川、長友を中心に質も『名』も、そして『格』も、
決して他国に負けないと思っていましたが、
このワールドカップに出るチームは、
どのチームもやはり日本と『同等』か『それ以上』のチームでしたね。

少し強くなったからと言って、
やはり楽観することは出来ないんですね。

このワールドカップに出場できなかったチームの中にも、
山のように『同等かそれ以上』のチームが潜んでいるんですから、
やっぱり『世界の本気の大会』であるワールドカップで勝ち進んでいくのは、
難しいことですねえ。

それにしても、
2006年のワールドカップドイツ大会と、
なんと酷似した展開でしょう。


06年も中田、中村、稲本らを擁して、
『史上最強』という名の下、
ジーコに率いられたチームでしたが、
1分2敗と敗れ去りました。

今回もヨーロッパで活躍する選手を中心として『史上最強』と言われましたが、
全く同じような展開となってしまいました。

初戦で後半逆転を食らって敗れ、
2戦目で攻めども攻めども相手ゴールを割れず、
最終戦は力で突き放され0-4なんて、
スコアまで一緒で、
『♪この道は、いつか来た道~』
なんて鼻歌まで出ちゃいましたよ。
全くもう。


逆に勝ち残った02年の日韓大会、10年の南ア大会では、
世界とは差があるということを言われたチームで、
『堅守速攻』
を持ち味としていて、
誰に何を言われようとも守り勝っていた、
という点で似ているのかもしれませんね。


やっぱり、
がっぷり四つに組んで押し切れる力というのは、
まだまだないということなんですかねえ、残念ながら。

野球の野村元監督ではないですが、
まだまだ日本は『弱者の戦法』で戦いを挑まなければならないという現実を、
いやというほど見せつけられた気がしますね。

『超攻撃型サッカーが日本のアイデンティティー』
というのはまだ、
時期尚早だっていうことなんでしょうね。

ウィスキーと同じで、
じっくりと年月をかけて熟成しないと、
おいしくはならないってことでしょう。


まあ、
今大会を通しての『総括』をしてから、
また先に進んでいけばいいかと思いますね。


これから4年間で、
どんな新しい選手たちが出現して、
どんなチームが出来ていくのか、
楽しみにしています。

歩みを止めず、
強化に取り組んでほしいと思っています。


そして新しい日本の監督が誰になるのか、
とても楽しみにしています。


いずれにしても、
お疲れ様でした!
日本代表の皆さん。

それからザックさん。
4年間ありがとうございました。

この結果を受けて日本ではあなたに対して批判が渦巻くでしょうが、
ワタシはあなたに任せたこの4年、
とても楽しかった。

いい思い出とともに、
感謝を贈ります。

さようなら。お元気で。


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