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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

それにしても、散々なシーズンだなあ

2016年06月30日 | プロ野球

プロ野球のシーズンというと、
昔からオールスター前の戦いを前半戦、
そしてオールスター明けを後半戦なんて分けて語っている感じです。

『前半戦総括』
なんて言うと、
オールスター前の休みを利用して各誌(紙)書かれることが多いのですが、
実際にはもう80試合を超えて90試合前後まで到達するぐらい日程を消化しちゃっていますので、
とても『前半戦』というくくりで紹介するわけにはいかないと思っていました。

実はセ・リーグは昨日で各チーム73~77試合消化ということなので、
ちょうど半分の日程を消化したというぐらいの時期ということですね。


今年の前半戦は、
パではSBが圧倒的な強さを発揮して、
セではこのところ広島が独走状態を築き上げています。

今後若干の波乱はあるにしても、
まず間違いなくペナント1位通過はこの両チームということになりそうですね。
まあ、CSが待っていますので、
この”優勝”が必ずしも日本シリーズにつながるとも限らないというところに、
歯切れの悪さも出ちゃいますが。


そんなペナントレースですが、
ワタシにとっては、
ま~何と言いましょうか、
『散々』という言葉がぴったりくる今年のシーズンですね。

ワタシはというと、
小さいころの地元ということもあって、
35年来の西武ライオンズファンでもあり、
セ・リーグではそれよりも前から憎からず思っていたのがヤクルト。
そして、
MLBではなんといってもLAエンジェルスの大ファン。

しかしこの2016年は、
『どいつもこいつも』
恐ろしいばかりに低迷するシーズンとなっちゃっています。

西武については、
強かったころの”残像”が頭にあるため、
どうしてもほかのチームよりも【辛口】になってしまいますが、
まあ今年の戦いぶりなど見ていると、
なんというか……「応援するに値しない」なんて言葉まで、
脳裏をかすめちゃうプレーの連続ですね。

昨日連敗に業を煮やしたか、
”キャプテン”栗山が『しぶといチームになりたい』みたいなことを言っていましたが、
その通りですよ・・・・・でも今のチームに欠けているのも、
まさにそのことです。

ただ打って投げるだけ、
走塁も守備も、
アマチュアみたいなチームだから、
現在のSBを中心としたレベルの高いパ・リーグの中では、
戦っていけるはずもないんだけどね。

応援のし甲斐ってやつが、
まったくないチームになっちゃっていますね。

まあ、そんな中、
ワタシもたまに文化放送の『ライオンズナイター』ってやつを聞きながら帰宅したりするのですが、
考えてみれば、
こんなレアな、聴取率を稼げるはずもない番組、
よくやめもせずやってくれているなあって思います。

ライオンズファンは、
本当に文化放送に感謝しなきゃいけないかもしれませんね。

球団名に”埼玉”と入れたものの、
埼玉県民にはレッズのように受け入れられたわけでもなく、
現在埼玉県民ではない元々のライオンズファンのワタシなどは、
いまだにその球団名に『違和感バリバリ』ですしねえ。

『打って投げて、勝負にこだわらない見ていて楽しい野球』
を標榜しても、
やっぱり5年に1回ぐらいは優勝しなきゃ、
ファンはついてこないでしょうよ。

特にこの球団は、
絶望的な場所に球場があるんだし。

西武グループも、
かつてのようにシャカリキに『てっぺん獲るぜ!』という感じは、
爪の先ほども感じられないしね。
言ってみれば、
『何とかこの大きな既得権とも言える”プロ野球の球団”というものを今後も変わらず持っていたいなあ・・・・・使える金はあんまりないけど』
ぐらいの感覚に見えますけどね。

所属する選手たちも、
結構いい選手が所属しているように見えるものの、
球団で好き勝手な野球をやってるから、
ほら、FAとかで海外や国内他球団に行った選手で、
活躍した選手、あまり見たことがないですよ。特に近年は。

明らかに『移籍した後、前にも増して活躍した』って言えるのは、中日の和田とロッテの涌井ぐらい?
他の選手たちといえば・・・・・・・清原は言うに及ばず、
松坂、松井稼頭央、豊田、中島、片岡・・・・・

草刈り場のように持っていかれてしまった選手たち、
み~んな『ファンが厳しい目を持った』他球団では、
思ったような活躍はできていないからねえ。

そういう意味では、
プレッシャーのない『温室球団』なんでしょうね、
近年の西武という球団は。

勝敗にカリカリしながら見ているのもばからしくなって、
最近はすっかり他の球団の試合ばかり見ていますけどね。


一方セ・リーグのヤクルト。

ワタシにとってのヤクルトは、
西武とは全く真逆の存在。

ホッとさせてくれる球団で、
ワタシ自身の『神宮球場好き』とも相まって、
ず~っと長いこと『緩やかに』応援している球団です。

特にヤクルトについては、
強かったとはいえ野村さんが指揮を執っている頃はあまり好きではありませんでした。
『ヤクルトらしい』
おおらかなチームの時が大好き。

一番好きだったのは、
昔の関根監督の頃のチーム。

広沢・池山・パリッシュの3人が並ぶ89年ぐらいのチームが、
最高にスキでした。
ぶんぶん振り回す気持ちいいぐらいのクリーンアップは、
3人でシーズン100発打つけど300三振喫するような、
そんな「おおらかな」チームでしたね。

勝敗は度返ししても、
見ていて楽しいチームでした。
特に球場で見るには最適!

若松監督、小川監督なんかの時のチームも、
結構好きですね。

そういう意味では、
今の真中監督のチームも大好きですね。

特に山田の超絶なパフォーマンス、
彼だけを見に球場に行っても十分におつりがくるぐらいの凄さです。

今年は現在最下位に沈んでいて、
しかもオンドルセクが暴れて謹慎・・・トホホホ。(まあ、和解したようですが)

でも、
まだまだワタシ、
ヤクルトについては一切あきらめてはいません。

爆発力はあるのだから、
どこかで投打のバランスさえかみ合えば、
今の広島がやっている【連戦連勝】というのも、
可能性あるやなしや・・・・と思ったりしています。

まあ、
もともとこのチームが負けることでへこんだりはしませんから。。。。


そしてMLBで熱狂的にサポートしているエンジェルス。

かれこれこちらも、
25~30年弱ぐらい、
応援し続けています。

まあ、
ここも弱い時代を知っていますから、
リッチなオーナーにチェンジしてからの毎年繰り返される大型補強については、
『金かけすぎなんじゃね~の?』
なんて思っていました。

昔みたいに、
マイナーからのたたき上げの若手をずらっと並べたオーダーを見たら、
やっぱりファンは血沸き肉躍るもんだけどなあ・・・
と思ったりもしていました。

しかしここにきて、
プーホールズに大枚をはたいたツケやら何やらが自分自身の首を絞めて、
『自前の超スーパースター』
トラウトを放出しなきゃいかんような事態に陥っているようですなあ。

なんともはや。。。。

自業自得とはいえ、
お気の毒さまで。

ふと順位表を見るって~と、
ありえないような最下位の位置に。。。。。
しかも借金は膨らんで14とは。

これから数年は、
こんな戦い方になっちゃうのかもしれませんなあ。。。


ということでワタシの応援するプロ野球のチーム、
どれもこれも、
優勝から遠く離れた深海を、
彷徨い続けているのであります。


まあでも、
どこの戦いに目を移しても、
生きのいいチームたちの上位でのたたき合いが演じられていて、
それを見るのも楽しみだから、良しとしますかね。。。

それにしても、
昨日のSBとロッテの”首位攻防戦”、
しびれる試合だったですねえ。
いやあ、すごかった。
SBの底力、
まざまざと目の当たりにしました。

日ハムもいい戦いになってきて、
夏日に得意の『一気浮上』もあるかもしれません。
そして”超絶”を通り越す大谷クン、
いったいどこまで行っちゃうのでしょうか。


一方では広島・黒田の玄人好みする渋いピッチングもよかった!
広島を引っ張る男気あふれる出戻り組、
黒田と新井の動向も、
なんだか気になりますね。

オーラのまったくなくなってしまった巨人の戦いぶりも、
少しだけ気になってたりもします。


ということで、
文句を言ったり落胆したり・・・・・
それでも野球は面白いってことですかね?!



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