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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

陸の王者慶応

2010年06月01日 | 大学・アマ野球

東京六大学野球は、
最終週での決戦。

1勝1敗の死力を尽くした戦いに、
平日にもかかわらず詰め掛けた26,000人の観衆が酔った。

これぞ学生野球。
しかし、
その結果はだれもが予想する【予定調和】とはならず。

満を持して決戦に臨んだ早稲田・斉藤を、
好調な慶応打線が粉砕。
6-4で早慶第3戦を制し、
11季ぶりの優勝を果たした。

プロからアマへの転身で話題を呼んだ江藤監督が、
何度も宙に舞った。

慶応は去年の大黒柱・中林が卒業して、
投手陣に不安を抱えたままリーグ戦に臨んだ。

打線は江藤流の振込みで力をつけ、
他の大学に引けを取らない攻撃力が出来上がった。

去年の春、夏を制した法政・明治を大接戦の上破り、
勝ち点3同士で迎えた早慶決戦。

ここで相手大黒柱の斎藤を2度にわたって倒した戦いぶりは見事。
気迫で大激戦のリーグを制した。

早稲田は、
最後に来ての斉藤の誤算が響いた。
昨年の春ぐらいから、
いまひとつ安定感を欠く斎藤のピッチング。

しかし早稲田ファンは、
『大舞台になれば、必ずやってくれるはず』
との思いは強かったはずだ。
だが、
球威とコントロールがよくなければ、
やはり捉えるのが大学野球。
最後のところでは、
コンディションの調整が上手くいかなかったと見るのが妥当か。

しかし、
4年間調子を維持できる投手なんて、
そうざらにいるものではない。

彼が好投手であることは、
疑いのないところだ。

いずれにしても、
満員札止めが出るほどの1・2戦。
そして平日にもかかわらずたくさんの人が詰め掛けた第3戦。
盛り上がりましたなあ。


さて、
慶応は全日本大学選手権に出場です。
優勝への道は、
茨の道でしょう。

私の予想では、
慶応は優勝候補3番手。
(ちなみに早稲田ならば筆頭候補に推していました)

またまた並み居る強豪が待ち構えます。

しかし、
今シーズンの6大学春季リーグが始まる前、
私の予想は、
【慶応は4番手】でした。

またまた、
ワタシの予想を裏切って欲しいと思います。

それにしても、
なかなか面白い春季リーグ戦でした。

【斎藤世代】が最後を迎える秋季リーグも、
今回以上の盛り上がりとなることでしょう。

 


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