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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

高校ラグビー準決勝  優勝候補の東福岡、桐蔭学園が敗れる

2022年01月06日 | ラグビー

全国高校ラグビーは準決勝。

ここまで順当に勝ち上がってきた「3強」東福岡、桐蔭学園、東海大大阪仰星に勢いのある国学院栃木が絡む4強となり、
非常に興味深い対戦となりました。

まず第1試合では、
今年度の「大横綱」と目されてきた選抜大会優勝の東福岡が、
東海大大阪仰星の鋭い出足と絶妙なキックに翻弄され、
後半ズルズルと失点を重ねて完敗。

東海大大阪仰星は、
ものすごい出足でターンオーバーを続出させました。
凄い守備と、
迫力のある前への突進でしたね。
過去優勝した時のチームに全く引けを取らない、
見事なチームに仕上がっています。


第2試合も波乱の展開。

3連覇を狙う桐蔭学園が、
風下の前半に得点を重ねられて大きなビハインドを背負う形になり、
風上にまわった後半も焦りからかミスを連発。
そこを国学院栃木がうまく付け込んで、
最終的には21-10の快勝でした。

国学院栃木は、
代表候補が一人もいないといういわゆる”雑草軍団”なのですが、
「これぞラグビー」という鋭いタックルと粘る守備で相手に得点を許さず、
攻めてはしっかりとしたつなぎと効果的なキックで得点を重ねていきましたね。
こちらも見事な完勝でした。

決勝は仰星の鋭い攻撃に、
国学がどこまで耐えられるかの勝負になるでしょう。

国学としては、
この日の準決勝のように粘り強く守ることができれば、
チャンスも生まれてくる気がします。

栃木県勢として初めての決勝進出。

ラグビーで栃木県と聞いても、
何だかピンときませんが、
確かに近年たくさんの好選手を輩出していますから、
「必然」の決勝進出なのかもしれません。

東海大大阪仰星は、
2017年度以来4年ぶりの決勝進出。
6度目の頂点を狙います。

この対決、
夏に行われた7人制ラグビーの決勝でも実現し、
東海大仰星が17-14で国学院栃木を下し優勝しています。

さて、
この花園ではどうなるのか。

楽しみな対決となりました。




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