素敵な人は、どの場面でも素敵なんだなあ。。。

社会人野球の都市対抗野球は開催中。

東京ドームで、
「今年最後の野球トーナメント」として、
恒例の応援合戦も入れて盛り上がっています。

さて、
その都市対抗野球の1回戦、
ミキハウスvs東京ガスの一戦。

活動を再開して2度目の出場をつかんだミキハウスの戦いに注目が集まりましたが、
そのベンチの中に、
ひときわ輝く姿を見つけました。

それは、
東京五輪の空手・形で銀メダルを獲得した、
ミキハウス所属の清水希容選手です。

空手着を赤いユニフォームに変え、
この日は所属するミキハウスの応援マスコットとしてベンチ入り。
盛んに声援を送っていました。

試合はミキハウスが追い上げるも、
1点及ばず惜敗。
悔しい結果になってしまいました。

しかしベンチの清水選手の姿は、
本当に光っていました。

東京オリンピックのヒロインともいえる活躍を見せた清水選手。
あれ以来およそ4か月ぶりの姿でしたが、
相変わらずの、そのりりしい立ち姿は、
素晴らしいものがありました。

掛け値なしに、
素敵な人ですね。

今後はどういう活動を行っていくのでしょう。
もちろん空手の現役選手として次の目標を目指していくと思われますが、
オリンピック競技種目から空手が外れてしまったこともあり、
日常にその姿を目にすることはできないかもしれませんね。

思えば空手という競技、
まさに「東京オリンピックのみに行われた、特別な競技」となりました。
あの清水選手、喜友名選手の素晴らしい演武、
今でも目に浮かぶと同時に、
「あれは東京大会にのみ許された、うたかたの夢」のような気もします。

あの素晴らしき形の演武、
あれこそが東京五輪の象徴、
そして日本の魂を世界に発信した姿であったと、
今でも思っています。
素晴らしかった。。


折に触れて、
東京五輪の選手たちの雄姿が、
思い起こされる今年の暮れですね。

何とも気持ちが晴れ晴れとするニュースでした。