おかげさまで、新型コロナは完治しました。
昨日からは、ペッピーノさんを出して、両親の介護も再開。
ただ、1週間動かなかっただけで、体力の衰えをかなり感じましたね。疲れやすくなった。
ところで、コロナのせいで参加がかなわなかった『アニメロサマーライブ』ですが…
水曜日あたりから、参加した『X』のフォローフォロワーさんの間で「コロナになった」という投稿が相次ぎました。
ただの偶然とは思えない数です。
多くの人が「異変」を感じ取って、こんな投稿も。
別の人が自主的に調べたところによると…
150人の参加者に質問を送って「感染した」という人が約3割にも上ったとか。
また『X』のアンケート機能を使った別の人の調査では、半分近くの人が…
「参加した数日後に発熱した」と。
私は直前に発熱して参加を辞めました。
でも、チケットがもったいないからということで、体調を押して参加してしまった人がたくさんいたのでは?
ちなみにアニサマは、声だしコールOK、マスク着用の必要なしのイベントでした。
主催者も、地元の保健所も何も調べないし、調べないから発表もないけれど…
実はさいたまスーパーアリーナで、大クラスターが発生していたのではないか、という疑いが濃厚です。
少なくとも参加者の間では「ヤバかった」という認識が、SNSで広まっているんです。
ただ、もう「コロナは終わった」という「空気」になっているから…。
いつだったか、みんながコロナで大騒ぎしていた頃、格闘技『K-1グランプリ』の会場でクラスターが発生し…
ニュースにも取り上げられて、大騒ぎになったことがありました。
今回の事案も、もしも昨年の公演で起きていたことだったら、はたしてどうなっていたことか。
新聞やテレビニュースで取り上げられないことは「この世で起きていないこと」と思う馬鹿らしさは…
このブログで、繰り返し、しつこく書いていることですけれど。心に響いている人がどれだけいるか。
ちなみに、新型コロナの感染症としての分類が「2類」から「5類」になったのは…
流行が収まったから、などではなく、2類指定であることで、保健所や指定医に負担がかかりすぎて…
対応に「目詰まり」が生じる、というのが主な理由(表向きの)だったはず。
「2類」に分類変更することよって、よりスムーズで合理的な対応ができるから、と。
ところがこの分類の変更が、大衆に、非常に間違った誤解を与えてしまった部分があるのではないかと…。
いわゆる「ミスリード」というやつですね。
「5類になったからもうコロナは終わり」
「コロナ後の時代になった」
「アフターコロナ」
という具合に。
しょせん正しい医学や正しい科学は、一般人にはすっと飲み込めるようなものではないので、誤解を呼びがち。
それが、現在の国民の「油断」を生んで、完全に「コロナ前」にもどった生活をさせてしまっている。
そもそも人間というのは、一度身に付いた習慣や固定観念を乱されることに、激しく抵抗感を感じるので…
「コロナ」によって生じた新しい生活習慣に強いストレスを感じていて、一刻も早く解放されたかったのでしょう。
でもそんな一般人の誤解、というか、誤った勝手な解釈にはおかまいなしで…
相変わらずコロナは流行っている。
ウイルスは「自然物」なんだから、人の都合や思いなんて、全く知ったこっちゃない、ですから。
神奈川県のスマホアプリによると、県内の患者数は、過去最大を数えた「第8波」に匹敵する数になっていると。
十分注意してくださいと。
今までみたいに、罹ったからと言って報告義務もなければ、統計をまとめて発表する義務も、誰にもない。
つまり、ちゃんと数えていないのに、少なくとも神奈川では過去最大の流行に匹敵する数を叩き出している。
ちゃんと全数把握していたら、いま、いったいどんなことになっているのやら。
これで「コロナ後」だなんて、いえるわけないでしょう?
現実に存在するものにふたをして、見ないようにしているだけ。
見たくないものは見ない。存在しないことにする。存在しないことにすれば、実質なくなったことになる。
おねしょした布団は、押し入れの奥に押し込んでおけば、誰にもバレずになかったことになる、みたいな…
これって、大人の心理の中に残った「幼児性」じゃないでしょうか。
かつて、マッカーサーだったか、他の米占領軍関係の人だったか忘れましたが…
「日本人はまだ12歳の少年だ」
といった人間がいました。
それが妥当だったかどうか別として、今の日本人には、まるで5歳児みたいなところがあるのでは?
もうひとつ、それの表れとしてとても気持ちが悪いのは、マスコミなどの発表で「コロナ」の3文字を…
なるべく使わないように、暗黙の了解があるのではないかという風に見えることです。
とくに、芸能界と、スポーツ界。
役者やシンガーが、当日になって突然公演中止になったり…
昨日まで活躍していた野球選手が「5日間の特別出場停止」になったり…
ということが、最近頻繁に起きているのに、発表は「急な体調の不良」というだけで、詳しい説明はない。
そして1週間もしないうちに、元気に出てくるという。
急性腸炎とか、胃炎とか、結膜炎とか、具体的な病名はない。そろいもそろって「体調不良」…。
怪しいでしょ。お休みの期間から言っても、今の流行病の状況から言っても「コロナ」でしょ。
なんでその「3文字」を使っちゃいけないのか。禁句なのか。誰がそんなこと決めたのか。
なんともむずむずして、気持ち悪い。
忌み言葉だと?平安貴族ですか?笑
いくら都合の悪い現実から目をそらしても…
「そのこと」を口にすることを恐れ避けたとしても、それが消えてなくなるなんてことはないんです。
我々は現代の大人です。幼児や、古代人みたいな発想はやめて、目の前の現実をちゃんと見て、受け入れて…
しかるべき対応をするべきなんじゃないでしょうか。
そうでないと日本人、どんどん現実逃避をする「弱っちい」国民に…
そして一方で、ありもしな幻想を簡単に信じる「ちょろい」国民になって行きますよ。
それは、国を挙げての「集団カルト」に繋がり、やがて亡国の道へと至るものです。