愛車ペッピーノさんが点検整備からようやく帰って来ました。
こんなに時間がかかったのは、交換する部品がなかなか届かなかったからです。
アルファ156のパーツはもうほとんど生産終了になっていて、デッドストックを探すのですが…
純正部品に交換するとなるとかなり高額になってしまうのです。
うちにお金がないことを知っているマエストロは、そういうわけで適合する社外品を…
それもなるべく安く出ているものを探してくれるのですが…
結局それに手間と時間がかかってしまうんですよね。
今回は、摩耗してそろそろ限界が近づいていたブレーキパッドとローターを両方替えたり…
ドライブシャフトのアウターおよびインナーブーツ(合成樹脂製)に…
経年劣化でひび割れが出ていたのを替えたり…
自分でぶつけて、ぐらぐらになっていた左のドアミラーを替えたり…
(これもネットでうんと安いのが出るのを待ってくれていました)
オイルとオイルフィルターを替えたり…
などで、工賃を入れると結局10万円を少し超える出費となってしまいました。
思わぬ出費。
純正部品ではなく社外品の流用とはいえ、やっぱり輸入車は部品代が高いです。
乗っていて気付く不具合が全くなかったので、多くても6~7万で済むと踏んでいたのが甘かった。
ブレーキに関しては、走り初めにブレーキ鳴りがするなと思ってはいたのですが…
しばらく距離を乗ると収まるので、気にしていなかったのです。
ましてドライブシャフトブーツの割れなどは、外から見えないのでわからない。
でもこういうのを放置していたら、いずれ大きなトラブルや、最悪事故に繋がるのですよね。
仕方ない。
古い車に乗り続けるというのは、こういうことです。
新車に比べて初期投資がうんと少ない分、メンテナンス代がかかるのは当然なのでしょう。
何もかもが古いんだから。
老朽化した部品を交換するのはやむを得ないことで…
いわゆる「故障」ではないのですからね。
うちに来てから1年と9か月、毎日酷使し続けているのに、まったく故障しないで…
機嫌が悪くなることもなく、元気に働いてくれていることに感謝したいです。
ペッピーノさん、これからもよろしくお願いします。
それから、約10日間、ガタピシいいながら代役を務めてくれたタントくんも…
おつかれさまでした。