休暇中の息子がまたやって来たので、ペッピーノさんを出して二人でドライブに行って来ました。
これは昨日の写真じゃないです。洗車してなくて汚かったので…笑
久しぶりにペッピーノさんを運転した息子。
「ハンドルの反応が敏感で鋭いよね。敏感過ぎるから、慣れるまでは油断すると左右に振れちゃう」
「でも良く曲がる。カーブでの走りがすごく気持ちいい」
「アクセル踏んだ時の音がいいし、スタートがめっちゃ速いよね」
「でもブレーキがレンタカーとかに比べると効き過ぎるから、踏み方の加減が難しいな」
「普通に踏んだつもりなのに、ガクンて急ブレーキかけたみたいになる」
というのが彼の、ペッピーノさんについてのインプレッションです。
「でも今まで乗って来た車のなかでは、いちばん運転して楽しい車だね」
いつもペッピーノさんをスムーズに運転している、父の腕の良さを再確認したかな?
この車の真価を感じるためには、高速より一般道のワインディングがいいので、下道を乗り回しました。
基本はオートマだけど、GT(グランツーリスモ)というよりはスポーツセダンなので、曲がり道を走ってなんぼのクルマ。
そのための強化ブレーキと、前輪のLSD(リミテッド・スリップ・デフ)なんですから。
性能をフルに発揮するほどの腕は、息子にはもちろんないですけど、分かる所は分かるでしょう。
山坂道では、H型ゲージのマニュアルモードにして、2速と3速を切り替えながら走ると一番気持ちいいのですが…
通常では2千回転+α、踏み込めば3千回転+αぐらいで機械的にシフトアップする「シティモード」から…
スイッチを押して、通常では4千回転+α、踏み込むと6千回転+αまで回せる「スポーツモード」に切り替えれば…
ATのままでも十分「スポーツ走行っぽい」走りが楽しめます。
神奈川、山梨の県境あたりをぐるぐる走り回って、結局、相模湖の湖畔で休憩。
八王子から来たという、ロードバイク乗りのお兄さんたちに写真を撮ってもらいました。
こうしてみると息子、地獄の研究室勤務の間に、ずいぶんと細く、薄くなっちゃった。
高校時代は筋肉自慢だったし…
ちょっと前まで、倉庫での荷運びバイトとかもしていたのに。
体、大丈夫なんだろうか。親としてはちょっと心配。
相模湖の湖畔には、遊技場やボート乗り場、食堂などがちょこちょこ立ち並んでいるのですが…
どこも、昭和のまま時間が止まってしまっているような感じ。
ゲーム機が、まさに昭和のゲーセンとか温泉場とかにあったようなやつで懐かしかった。
「宇宙のロマンを秘めた 夢の最新鋭高速艇」ってすごいキャッチコピーですね…笑
やはり昭和の「食堂」という感じのお店に入って…
「山のたぬきそば」というのを食べました。とろろと山菜が乗ってました。750円。
息子は「力うどん大盛り」700円。
帰り道は私が運転。
速く、しかも安全でスムーズな山坂道の走り抜け方の、お手本を示してあげた…つもり。
本当はまだ「メメ」がうちにあって、山道での、マニュアルのかっこいい運転の仕方を教えてあげられたらよかったんだけど。
ブリッピングとかヒールアンドトウとか。
昔のクルマ好きの若者は、みんな通った道でしたけど…
もうそういう時代じゃないですね。
エンジンが非力で、ブレーキもノーマルのメメを駆って、碓氷峠で走り屋とバトルしてぶっちぎってやった武勇伝とかも話しました。
あとで妻に怒られたのも含めて。笑
若気の至り。
でも一日たっぷり息子とクルマの中で、差しで話が出来て、本当に楽しかった。
ネットミームの笑い話とか、小倉唯さんなど声優のオタク話とか、最近の音楽とか、女の子の話とか、若者の話題がメインでしたけど。
でも少しだけ、人生の話とかもしましたよ。
また男同士でドライブしたいな…。
最後におまけ。
うちのペッピーノさんと同じ、アルファ156のAT版(Qシステム)のインプレッション動画を見つけたので、貼っておきます。
フロントマスクがジウジアーロの手になる「フェイズ3」のペッピーノさんとこの動画の車の顔は違いますけど(フェイズ2かな?)。
それから、これはまだシフトアップ、ダウンの「シティーモード」と「スポーツモード」の切り替えがないバージョンなのか…
それとも動画の主が、スイッチのありかを知らないだけなのかわかりませんが、それには全く言及してません。
よろしければご視聴ください。