ねぎま

　今日は、トーチャン、午後から休暇を取って早めにお帰り。

　『寒い、サムイ』と言って帰ってくると、いつもの『作務衣』に着替えて、どっかりと座り込み、しばし趣味の大相撲の結果のまとめ。

　『今夜は寒いし、ネギがあるし、ナンカあったかい物がいいね、でも、豆腐は明日なんだよね。』って言ったら、『ねぎまにしようか』と言って、『じゃあ、マグロかって来るね』って、買いに行きました。

　『あそこのブツはでっかいんだよな』何て言ってたから、ブツを買って来るんだと思ってたら、買ってきたのは『中トロのサク』しかも2つ

　『ブツは割引してなかったけど、これは半額で安かったし、２つでも1,000円しないんだもん』ですって。

　もっとも、本来の（江戸時代）ねぎまって、トロだったんですって。(ホントかなあ)

　トロって、今では貴重品で、とっても高いけれど、昔は、脂が多すぎて、捨てていたんですって。でも、脂が多いせいで煮ても、赤身ほどパサパサしないのと、安いので、貧乏人でも沢山手に入るので、ねぎと一緒に鍋物にしたんですって。

　ホントかなあ？・・・でも、ホントらしいんだよね。

　何はともあれ、土鍋に昆布出汁をとり、酒、味醂、醤油で味付けし、ぶつ切りのネギを入れ、マグロは今回は刺身ぐらいに切り、シャブシャブ風に煮過ぎないようにして柚子胡椒を薬味にして頂きました。

　とても温まって、美味しかったです。