少し前のテレビ番組「久米宏のテレビってやつは」の中で、新成人をスタジオに招いて色んなアンケートをやっていた。
質問の内容自体がかなり偏向の強い物なので私のようなバブル世代が全てこのような人間でないことも理解した上での考察になる。
ゲストに呼ばれていた新成人は早稲田と東大生という一流大学に分類されている面々で、恐らく何人か何十人かはこれからの日本を背負う可能性もある新成人達だ。
アンケートに対して、
赤の札=あり得ない
青の札=あり得る
Q1:男性がデータ代を全額払うのは当たり前である。
Q2:車はデートの必需品である。
Q3:高級ブランド品をローンでも買いたい。
Q4:大学生活は遊んでいても就職は何とかなる。
Q5:お金は貯めるものではなく、借り手でも使うものである。
この結果だけを見ると、今のゆとり世代はバブル世代に比べて遙かに倹約的でしっかりしているように見える。
ところがゆとり世代は教育自体もゆとりなので、危惧に対する考え方もかなりゆとりのある考え方で、危機に対する対応が秀でているわけでもない。
バブル世代は両極的に考える分、バランス感覚はないが窮地には強いのも事実なのだ。
まあ諸悪の根元はバブル世代とゆとり世代が嘆くのも何となく分からないでもない。
昔トヨタのCMのキャッチフレーズに、
「きっといつかはクラウン」
ってのがあった。今ならレクサスなんてブランドがあるけれど、昔の庶民向けの最高級車はトヨタならクラウンで、日産ならセドリック-グロリアだったわけだ。
昔は3Cと呼ばれた時代(カー、クーラー、カラーテレビ)だったので、その中でも最高級車を持つことはステータスシンボルでもあったんだ。
歌でも沢田研二の「ボギーに乾杯」なんて歌があった。
「男がピカピカのキザでいられた」
なんて歌詞がある。
いわゆる見栄を張ることが格好良く見える時代だったんだ。
ゆとり世代は男女平等の精神で育てられた世代だから、ほぼ同権であるので、何かのイベントで片方だけが負担をするなんて感覚はないわけで、この辺りは教育としては正しいのだと思う。
バブル世代の人間は今でも食事をすれば男が払うのは当然だし、男も基本的にそれが普通だと思っている。男が特別な日以外で女子に財布を開かせることは男のプライドが許さない(但し、夫婦などお財布をどちらかが握る関係になるとこの概念はなくなる)
“男らしい”とか“女らしい”という言葉が死語になっている現代、何をもって男や女というのかがかなり微妙。股ぐらに膨らみがあるとか胸が膨らんでいることで判断することしか出来ないのはなんだか寂しさを感じる。
とにかくQ4以外の質問は男の見栄そのもので、アンケートになんら意味を見出せないのだが、そんな世の中だったからこそ男を食い物にする女も存在したわけで、一体誰が悪いのかさえさっぱり分からない始末で、本当に時代がバブル(泡)のように膨らんで弾けたってのが振り返って見える形なのです。
今のゆとり世代に何となくごめんなさいと謝りたくもなるが、男がキザでいられた昔はやっぱり大好きで、♪突っ張ることが男のたった一つの勲章♪だと未だに思っているのも現実なのだ。
だから、ゆとり世代の気持ちを私のようなバブル世代の人間は一生理解できないかもしれないのだった。
質問の内容自体がかなり偏向の強い物なので私のようなバブル世代が全てこのような人間でないことも理解した上での考察になる。
ゲストに呼ばれていた新成人は早稲田と東大生という一流大学に分類されている面々で、恐らく何人か何十人かはこれからの日本を背負う可能性もある新成人達だ。
アンケートに対して、
赤の札=あり得ない
青の札=あり得る
Q1:男性がデータ代を全額払うのは当たり前である。
Q2:車はデートの必需品である。
Q3:高級ブランド品をローンでも買いたい。
Q4:大学生活は遊んでいても就職は何とかなる。
Q5:お金は貯めるものではなく、借り手でも使うものである。
この結果だけを見ると、今のゆとり世代はバブル世代に比べて遙かに倹約的でしっかりしているように見える。
ところがゆとり世代は教育自体もゆとりなので、危惧に対する考え方もかなりゆとりのある考え方で、危機に対する対応が秀でているわけでもない。
バブル世代は両極的に考える分、バランス感覚はないが窮地には強いのも事実なのだ。
まあ諸悪の根元はバブル世代とゆとり世代が嘆くのも何となく分からないでもない。
昔トヨタのCMのキャッチフレーズに、
「きっといつかはクラウン」
ってのがあった。今ならレクサスなんてブランドがあるけれど、昔の庶民向けの最高級車はトヨタならクラウンで、日産ならセドリック-グロリアだったわけだ。
昔は3Cと呼ばれた時代(カー、クーラー、カラーテレビ)だったので、その中でも最高級車を持つことはステータスシンボルでもあったんだ。
歌でも沢田研二の「ボギーに乾杯」なんて歌があった。
「男がピカピカのキザでいられた」
なんて歌詞がある。
いわゆる見栄を張ることが格好良く見える時代だったんだ。
ゆとり世代は男女平等の精神で育てられた世代だから、ほぼ同権であるので、何かのイベントで片方だけが負担をするなんて感覚はないわけで、この辺りは教育としては正しいのだと思う。
バブル世代の人間は今でも食事をすれば男が払うのは当然だし、男も基本的にそれが普通だと思っている。男が特別な日以外で女子に財布を開かせることは男のプライドが許さない(但し、夫婦などお財布をどちらかが握る関係になるとこの概念はなくなる)
“男らしい”とか“女らしい”という言葉が死語になっている現代、何をもって男や女というのかがかなり微妙。股ぐらに膨らみがあるとか胸が膨らんでいることで判断することしか出来ないのはなんだか寂しさを感じる。
とにかくQ4以外の質問は男の見栄そのもので、アンケートになんら意味を見出せないのだが、そんな世の中だったからこそ男を食い物にする女も存在したわけで、一体誰が悪いのかさえさっぱり分からない始末で、本当に時代がバブル(泡)のように膨らんで弾けたってのが振り返って見える形なのです。
今のゆとり世代に何となくごめんなさいと謝りたくもなるが、男がキザでいられた昔はやっぱり大好きで、♪突っ張ることが男のたった一つの勲章♪だと未だに思っているのも現実なのだ。
だから、ゆとり世代の気持ちを私のようなバブル世代の人間は一生理解できないかもしれないのだった。