桃ゼリー

桃爆弾の投下が始まり、家の外も中も桃の香りに包まれている我が家。
完熟の桃はまだ収穫できていないのですが、傷んだ桃は毎日大量に落ちてきて、昔のゲーム、クレイジークライマー宜しく結構なデンジャラスさです。

桃が落ちるとその面の果肉が潰れて食感が悪くなるので極力落ちそうな実を見つけては木から捥ぐ作業が必要になります。

痛み方も色々。虫が中にいるのやら、コガネムシに食べられて弱ってしまったものなど。特にコガネムシが表面を食い散らかした桃は木になった状態で腐り始めたりしますので衛生上も良くないので早めに片付けないとほかの実まで痛んでしまいます。

落ちた桃の殆どは一部が悪くなっているだけってのが少なくなく、良いところだけを取り出しては生食したり、お菓子にしたりします。


桃ゼリーは一番ポピュラーに食べるデザートとなります。
ゼラチンの部分はきび砂糖を使っているので少し色が付いています。

夏バテで食欲が落ちても食べられますしね。
桃缶の桃って柔らかいけど妙に歯ごたえがあります。
想像するに、多分あの桃は結構固めの桃をシロップ漬けにすることでやわらかくしてるんでしょう。加熱処理してからシロップに漬ける。そんなところでしょう。
今時、香りは後で付けられるし、甘さはシロップで調整できます。
後は桃の実の塊があれば良いわけです。
間違ってたら怒られますが、そうでなければ桃缶の桃の歯ごたえの説明が付かないんです。

うちの桃のゼリーは普通に柔らかい桃ですので舌の上で潰せる自家製ならではの食感です。

今年は雨が少ないわりに暑い日もそれほど多くなかった気がします。
なのでまだこの時期の桃は糖度がそれほど上がっていないです。

まあ中年にはあまり甘くないほうが食べやすいんですけど。