エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















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アンとダイアナのお茶会

2005年06月27日 16時59分30秒 | 美味しいものの40
■今日は何の日?
●何もない日です。

■誕生花
●アガパンサス 花言葉=恋の訪れ

■誕生日
●?年遠藤淑子(漫画家)
●1971年 越智静香(タレント)(34歳)
●1967年 渡辺真理(女優)(38歳)
●1966年 立川談春(落語家)(39歳)
●1964年 猪俣隆(プロ野球選手)(41歳)
●1962年 手塚とおる(俳優)(43歳)
●1958年 伊藤克信(タレント)(47歳)
●1957年 ユン・ピョウ(香港・俳優)(48歳)
●1936年 横尾忠則(画家)(69歳)
●1880年 ヘレン・ケラー(米・社会福祉活動家)
●1850年 小泉八雲(英国出身の作家)

■歳時記
●1964年の今日、新潟地震の影響で国体夏期大会が中止となりました。

■ニュース拾い読み
●週はじめの月曜日。大したニュースはないので今日も志向を変えて童話のお話を。
ルーシー・モード・モンゴメリ作の代表作「赤毛のアン」のお話。大好きなお話の一つです。
このお話の中で、アンがダイアナを招いてお茶会を開くお話があります。
マリラから許しを得てお茶会を開くのだがイチゴ水とぶどう酒を間違えて出してダイアナを酔っ払わせてしまい、大騒動になってしまうお話なのですが、これが翻訳されたのが昭和20年代で村岡花子先生による訳でした。モンゴメリーの原文ですは木苺水(ラズベリー・コーディアル)とスグリの果実酒(カラント。フランス語のカシスのほうがなじみが深い)となっていますが、当時の日本ではラズベリーはなじみがなかったので日本向けにイチゴ水とぶどう酒になったと思われます。
コーディアルというのは一般的に果実酒を意味します。
ラズベリーは真っ赤な実で、これを甘く煮詰めて原液を作りそれを薄めて氷を浮かべて飲んだりします。
カラント・ワインのカシスも赤紫の甘酸っぱいベリーでこれに砂糖を加えて発行させて作ります。
どちらも色鮮やかな飲み物になるのでアンはこの色に魅了されて間違ってしまったのかもしれません。アンのそそっかしさは子供なら誰でも経験しそうな微笑ましいエピソードが多くて、我が身のような親近感を覚えます。
失敗から学ぶこと、想像力の豊かさもさることながら彼女の学習能力の高さには驚かされます。
彼女を支えたマリラとマシューのカスバート兄弟の愛情の注ぎ方も一見距離を置いているように見えて実はとても暖かく見守っている様子が分かるのはアンが与えられた愛情を等身大で受け止めその光を投影しているからでしょう。
良いお話はいつまでも語りついで欲しいですね。

ラズベリー・コーディアルをいつか作ってみようと思いますがそれよりも個人的には桑の実を作ってみたいのですが、蚕(かいこ)を育てなくなった今日、桑の木の苗の入手が難しく弱っています。昔はそこかしこにあったのにね。蚕の養殖が禁止になったのが大きいです。(相当古いお話だけどね)桑の実も英語読みならベリーの一種になるんだろうけど日本の果実はどれも独特で美味しいと個人的に思っています。外国から入ってきて美味しいと思わせるのはバナナぐらいのもんですね。まだまだドリアンの味を好きになれるほどの味覚を持ち合わせてもおりませんので。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コーディアル (てるてるぼうず)
2005-06-28 05:07:09
エクレアさんは果実酒は作ってないんですか?

この前、居酒屋で「金柑酒」を飲んで思わず吐きそうになりました(>0<)薬っぽいなんとも言えん味でした

好きなのはやっぱり梅酒かな!

でもおいしいとおもわず飲み過ぎてしまうので・・・

この前も大失態をやらかしたし・・・

気を付けなければ・・・。
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地ビールをいつか・・・ (エクレア)
2005-06-28 10:46:37
金柑酒?まずそ...大体金柑が嫌いだもん。すっぱいの嫌い。お酢もポン酢も。酢味噌なんか最悪!レモンが限界。あ、考えただけで唾液が出てきた・・・

密造酒でも作ってみっか?VSOPにジョニ黒、ドンペリ混ぜて販売したら苦情がきて即逮捕間違いなしだね。暇が出来たら自宅で出来るビールってやつをやってみたい。地ビールだね。でもホップの苦いのも嫌い。お酒は飲むもの?作るもの?好きなお酒は何だろう?寝る前にダンディに飲むウィスキーかな?でも量も飲めないしお酒に関しては素人同然のエクレアでした。だから失敗談も殆どないんです。
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