先ほどの騒音被害者支援団体に係わる方の話しでは、「先日の会合で、新しい被害者の方が見えたのですが、その方達が仰るには、”環境省に連絡したところ、低周波音問題については、こちらに相談するように”という事なんですよ」と言うことだと言う。
「ウソでしょう」としか言いようがない。はっきり言って、この団体にしても低周波音問題に関しては環境省に全然話しが通らないのである。それにも拘わらず2,3年で職場を替わってしまう自分たち環境省の役人より、長年問題に関わっている団体の人たちのほうに相談しなさいとは一体全体どういった考えなのであろう。
団体の人達にしても、長年問題に携わっているにも拘わらず、何ら根本的な解決を見いだせずにいるのである。 低周波騒音被害者は今や公然たる”棄民”となってしまったようだ。
環境省は低周波音問題に関して最早完全に「知ーーーらない」と考えているようである。 せめて、「環境省から団体への”紹介状”をもらっておくべきであったのでは…」というのが私のむなしい意見であるが。