”黙殺の音”低周波音 silent killer

サイト「黙殺の音 低周波音」http://yatanokarasude.gozaru.jp/tei/tei.htm

仁義なき戦い

2008-11-09 12:02:30 | 低周波被害
「母は強し賢し! 身近な環境問題でシングルマザー奮戦す」と言う本を人づてに頂きました。

表題だけ見ると当サイトとはチョット関係ないかなと思ったのですが、中身は「自宅マンション屋上の騒音公害で夜眠れないため、高圧的な業者と対抗。行政とかけあい、コミュニティを味方につけ、黒いカマキリ男を打ち負かし、屋上を緑豊かな憩いの場として取り戻すまでのシングルマザー900日の奮闘記。」でした。

目次を見ただけで、今、騒音問題と闘って居る人、或いはこれから闘おうとしている人には多いに参考になります。例えば、※()内は管理人のコメント。

・騒音防止法は破りたい放題のザル法(現実の騒音問題は法律を楯にしてもそうそう簡単にはいきません)
・ともかく記録をとる(当初からビデオやテープを録ると良いです)
・騒音の測定は両刃の剣(規制値を越えていないと相手の居直りを許します)
・お医者さんはのんき(医者は騒音に起因する症状を知りません)
・千葉の公害研究所は、最低のお役所(なかなか役に立つ行政機関は有りません)
・勉強、勉強(自分に知識がないと丸め込まれます)
・コツコツ委任状を集める(騒音被害はこれが可能ですが、低周波被害はなかなか理解者が居ません)
・…

これらのことを、充分認識して、「仁義なき戦い」に挑む行動力さえあれば、騒音問題は解決できる(かもしれない)と言う果敢な一例です。

ただし、この場合は本人の努力はもちろんですが、当サイトからすると、純粋な低周波音問題でなく騒音問題が混在しており、マンションという住環境で(物言わぬまでも)被害者が複数名おり、自治体行政が協力的であった、と言う、本来からすれば極めて当然、当たり前の事なのですが、そう言った事のほとんど無い低周波音被害者からすると、少し特殊な事情があります。

しかし、特に国に基準のない低周波音被害については、被害者一人一人が、まずはこれらの事から始めなければ事は一切前には進みません。

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32142193
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