心身の反応について「患者と医療側で受け止め方にずれがあることが影響している」との見解を表明。患者の訴えに共感しながら社会復帰する方法を一緒に探ることが重要とし、痛みに関する意識調査の実施や相談窓口の設置
「科学的な根拠に乏しく、検証が不十分だ」
実にどこかで聞いたような”専門家”の「お言葉」だ。
接種時の痛みが「心身の反応」を引き起こした.
これは科学的ではないのか。人間は痛がるのに「科学的な根拠」が要るのか。根拠がはっきりせず、検証が不十分では痛がってはいけないのか。とにかく痛いものは痛い。私が注射が嫌いなのは痛いからだ。
専門家招き対処方法議論 子宮頸がんワクチン接種
2014/2/26 21:34
子宮頸(けい)がんワクチンの接種後、慢性的な痛みが生じる副作用が報告されている問題で、厚生労働省の専門部会は26日、専門家を招いて痛みが起きた場合の対処方法などを議論した。積極的な接種呼び掛けを再開するかどうかの結論は見送り、今後、医学的評価についての報告書をまとめた上で判断する。
専門部会は1月、副作用はワクチン成分が原因ではなく、接種時の痛みが「心身の反応」を引き起こした可能性が高いとの見解で一致した。
参考人として出席した筑波大の宮本信也教授(発達行動小児科学)は心身の反応について「患者と医療側で受け止め方にずれがあることが影響している」との見解を表明。患者の訴えに共感しながら社会復帰する方法を一緒に探ることが重要とし、痛みに関する意識調査の実施や相談窓口の設置なども提案した。
厚労省は同日午前、海外の専門家を招いた意見交換会も開催。神経筋肉疾患が専門のフランソワ・オーチェ・パリ大教授は「ワクチンに含まれる特殊な成分が全身に広がり炎症を引き起こしている」と説明したが、日本側からは「科学的な根拠に乏しく、検証が不十分だ」などの意見が出た。