「欧州では…」という風発"専門家"に騙されてはいけない
昨今のスペインはギリシャ発、続いて、イタリアと並んで欧州経済危機の"震源地"と言うことになっているが、チョット見の観光客にはそんなことは全然解らない。だが、統計的には「経済危機のスペイン失業率、また最悪更新 若年層では半数超」と言うことで、日本だったらどうなることでしょう。と言うのも、現地案内人曰く、「優秀な医学系の若者はドイツ語を学び、最近徴兵制を廃止し、若者従事者に空きが出来た(ここがよく解らないが?)ドイツの医療・看護系に出稼ぎに行っている。そして、スペインには東欧やアフリカからの移民が低賃金で出稼ぎに来て、若者にとって非常に厳しい就職状況である。」と言うことであるが、ここまでみんな厳しいと、日本の正規雇用と非正規雇用の様な”賃金カースト制”等と比べるとむしろあきらめがつくかもしれない。しかし、こうした状況が続く限り欧州危機は去ったわけではなく、何時再燃してもおかしくないでしょう。
さて、スペインと言えば、ドン・キホーテの時代から風車なのだが、昨今では世界4位の風力発電状況なのだから、あちこちに風車群などを目にするかと思っていたが、ガイド的には「風車はもっと北の方です」と言っていたのだが、有りました。こんなに風車が並んでいるのを私は見たことが無いので、その壮観さにビックリです。続く