”黙殺の音”低周波音 silent killer

サイト「黙殺の音 低周波音」http://yatanokarasude.gozaru.jp/tei/tei.htm

ゾウが命救う

2005-03-29 08:28:37 | 低周波被害
 以前どこかに書いたと思うのだが、
低周波音を関知する能力があると地震の際にはヒョトして命が助かるかも知れない、と言う事が実証されました。
ただし、象のようなダッシュがどこまで持つかが問題ではあるが…。

タイ南部でゾウが命救う
津波察知?旅行客乗せ丘へ走る

 【バンコク2日共同】ゾウが津波を事前察知、観光客の命救う─。スマトラ沖地震の津波が起きた昨年12月26日、被災地になったタイ南部の海岸にいた観光用のゾウが、津波の来襲する前に近くの丘に向け“疾走”、背中に乗せていた外国人観光客約10人の命を救っていたことが2日、分かった。

 ロイター通信によると、甚大な被害を受けたタイ南部カオラックで飼われていたゾウ8頭は、スマトラ沖で地震が起きたころ、突然鳴き始めた。すぐ静かになったが約1時間後、再び鳴き、客を乗せていた複数のゾウが突然丘に向かってダッシュ。客なしのゾウもつながれていた鎖を引きちぎって後に続いた。

 当時、ビーチには外国人観光客ら少なくとも3800人がいたが、逃げ遅れ、津波にのみ込まれたという。(共同通信)050103

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005010300001&genre=C3&area=Z10

象が低周波音を関知するというのは本当らしく、それどころか低周波音を使い会話をするらしいというのは本当の”科学的”に実証されているモノである。
象は群れゴトに広範囲にわたり長期にグループで移動するため低周波音で意思の疎通を図っているそうである。

確かにいかに静かと言えども広いアフリカのサバナで遠くの仲間と交信するには相当の音量が必要なはずで、
そのために「プワオー」とか「パオ~ン!」とか大声で鳴き喚いていては他の動物も迷惑であろうし、
何よりも一番危険な”人間”の魔手から逃れ得ないであろう。
よって、音としてはあまり目立たないが遠くまで聞こえる低周波音を使うのであろう。
やはり低周波音は遠くまで届くのである。

これと同じ様なことは鯨やイルカにも言われている。

 2002/11/02。米海軍の対潜水艦用の新型音波探知機(ソナー)は鯨やイルカに悪影響を与える可能性が高く、「配備は海洋ほ乳類保護法などに違反する」として、環境保護団体が配備を差し止めるよう求め、サンフランシスコ連邦地裁は配備の差し止めを認める決定をしたそうだ※。これは従来のモノより「強力な低周波」とあるから、音が速く、良く届く海中では減衰も少なく、かなり強烈なモノとなるのであろう。
 ともあれ鯨は「海洋ほ乳類保護法」などに違反するということで低周波から守ってもらえる可能性があるが、
「陸上ほ乳類」である人間を低周波から守ろうなどという運動は全くない。
やはり自分自身で守れということであろう。
海軍側はやはり「ソナーの悪影響はない」と反論しているそうであるから、日本政府の考えも米海軍と同じ考えなのであろう。

既にリンク切れですが。
※ZAKZAK  http://www.zakzak.co.jp/top/t-202_11/32002110210-html
※BBC NEWS Science-Nature Science in search of the low rumble
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