”黙殺の音”低周波音 silent killer

サイト「黙殺の音 低周波音」http://yatanokarasude.gozaru.jp/tei/tei.htm

やはり「参照値」はインチキだった(?)

2015-02-06 13:20:44 | 低周波被害

 久しぶりにスカッとする内容を紹介された。

【水戸地裁・低周波音裁判のその後】低周波音・健康被害問題についての新しい『知見』発見~欧州のガイドライン原典から

 一口で言えば、「日本の参照値はインチキ」であると言うことが証明された。

 当初から「参照値」は疑わしいモノであった。その明確で、決定的な証拠はただ一つ、汐見氏が集めた「被害の実態にそぐわない」と言うことであった。もちろん「被害者足切りor門前払い」用として作られたのであれば十分に役割を果たしているが。

 「参照値」はそもそもにおいて実験で集めたデータを、、”科学的調査”と称して、”10%タイル”なるものにより、上下の10%のデータをカットしたモノで、当時環境省の担当者は「科学的なデータは普通そうする」と言っていたが、それだけで、そもそもの被害者部分のデータはカットされる訳で、「被害の実態にそぐわない」のは当たり前なのである。

 その点については当時汐見先生らは環境省に対し随分抗議されたが、残念と言うより無念ながら”科学的な日本独自の実験”と”専門家”の前に黙殺された。このときの遣り取りは環境省は全部テープに録っており、残っているなら残っているはずだが。

 「調査実験は間違いないモノであるから、請求があればデータは全て渡す」と言っていたが、今思えば、あのときに全ての原典とデータを請求して入手しておけば良かったのだが、当時の私にはそんな考えもデータを処理する能力も無かったと思う。

 ”彼ら”の自信は、実験そのものが、決定的な「嘘」のために周到に用意されたトリックだったからではなかろうか。


  こうしたトリックが井坂氏らが「原典」、すなわち「英語」を日本語にすることにより今般「証明」された、と言うことである。やはり日本は依然として英語鎖国の国である。

 しかし、”彼ら(=日本の低周波音”専門家”&環境省)”の「低周波音が健康被害をもたらすと言う科学的知見は世界中を探しても無い」と言う”彼らの知見”は、そもそもにおいて、「自分たちに都合の良い知見だけをチョイス」していると言うことは解っていたが、まさか”海外の知見の中の、自分たちに都合の良い”部分”のみを”つまみ食い”しているとまでは、思わなかった。

 まさか、国の根幹に関わるような事案に対して、そんな姑息な、いつかはばれるに違いない様なことまでするとは思わなかったが、現実は逆であった。ま、そもそもが、被害者救済で無く、被害者の足切りであったとすれば、彼らの行いは筋が通るのだが。

日本の「参照値」は世界一高いハードル

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