近所の住民の車に傷をつけたとして、京都府警は2日、京都市北区小山東大野町、滋賀県立石山高校用務員の桑原秀子容疑者(58)を器物損壊の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め、「近所の子どもの声がストレスになってやった」などと話しているという。
北署によると、桑原容疑者は3月9日午後5時55分ごろ、近くの警察官の男性(42)宅の乗用車前部に、約17センチの傷をつけた疑いがある。防犯カメラの映像から容疑が浮かんだという。
近所では昨年3月ごろから、民家の敷地内にある車が傷つけられる被害が15件相次いでいるといい、同署が関連を調べている。
滋賀県教委は「事実関係を確認中」としている。