沖縄県の米軍普天間飛行場に隣接する宜野湾市立普天間第二小学校で米軍機の離着陸に伴う教室内の騒音が100デシベル以上に達している問題で、沖縄県教育庁は13年度から全県立学校に対して教室内の騒音を調査するよう求める方針を固めた。騒音が児童の学習に及ぼす影響が懸念されており、宜野湾市教育委員会も第二小で独自に騒音調査を実施することを決めた。米軍嘉手納基地を抱える沖縄県嘉手納町の教育委員会は6日、町立小・中学校の教室内で調査を実施する方針を明らかにした。
◇宜野湾、嘉手納も独自に
県教育庁によると、基地に近い県立学校には今年度中に、「可能な範囲での調査」を求める。騒音の深刻な学校ではその後も毎年2回、定期的に検査する。学校からのデータを収集、管理し、騒音軽減対策の参考にする。
室外がそれなりに煩ければ、特別の防音対策でもしてない限り、室内も当然ながらそれなりに煩いのは当たり前のことなのだが、それがそうではなかったと言わんばかりの「調査」には何かそれなりの意味でもあるのであろうか。