山口県下関市と北九州市を結ぶ下関北九州道路(下北道路)建設計画を巡り、塚田一郎副国土交通相が利益誘導をしたと取れる発言をした問題で、山口県の村岡嗣政知事は4日の定例記者会見で「特別な配慮が無ければ取り上げられない事業と思っていない。急にこういう話が出て戸惑っている」と述べた。
【忖度発言を巡る塚田、安倍、麻生3氏の反応】
下北道路は3月末発表の今年度予算で、国の直轄調査着手が盛り込まれた。塚田副国交相は1日、福岡県内の演説で、安倍晋三首相の地元・下関が絡む計画だとして「忖度(そんたく)」の言葉を使い、首相らに配慮して直轄調査移行を決めたと受け取れる発言をした。
感想を問われた村岡知事は「本人が撤回した」とかわし、関門橋と関門トンネルは完成から長期間たち通行止めが多い▽災害時の代替ルートが必要――など下北道路の必要性を強調した。【祝部幹雄】
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<安倍首相の「忖度ジョーク」余裕の表れ?>
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最終更新:4/5(金) 10:12
毎日新聞
元記事はこちらから
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