JR福知山線脱線事故から25日で14年となった。時と共に変わりゆく現場、愛する人への変わらない思い。
事故現場には早朝から遺族らが訪れて犠牲者を悼み、JR関係者らは鉄道の安全を誓った。
事故が起きた時刻の直前、現場のカーブを通過したJR福知山線の新三田発同志社前行き快速電車(7両編成)の車内では、犠牲者の冥福を祈る乗客の姿があった。
現場にさしかかると、電車は時速25キロに減速し、弔意を表す警笛が6秒間鳴った。
車内には「安全運行に努め、改めてお客様から安心と信頼をいただけるよう全力を挙げて取り組んでまいります」と放送が流れ、乗客は現場を見つめたり、目を閉じて手を合わせたりしていた。
福知山線を毎日使う大阪市淀川区の会社員、江藤彰さん(29)は車窓から、礼服姿で電車を見つめる遺族の姿を目にしたといい、「胸が張り裂けそうになった。あの光景を心に焼き付け、事故を忘れないようにしたい」と話した。【加藤佑輔】
<毎日新聞>
元記事はこちら。
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現場のカーブ通過 警笛6秒 車内で祈り JR福知山線脱線14年
事故現場には早朝から遺族らが訪れて犠牲者を悼み、JR関係者らは鉄道の安全を誓った。
事故が起きた時刻の直前、現場のカーブを通過したJR福知山線の新三田発同志社前行き快速電車(7両編成)の車内では、犠牲者の冥福を祈る乗客の姿があった。
現場にさしかかると、電車は時速25キロに減速し、弔意を表す警笛が6秒間鳴った。
車内には「安全運行に努め、改めてお客様から安心と信頼をいただけるよう全力を挙げて取り組んでまいります」と放送が流れ、乗客は現場を見つめたり、目を閉じて手を合わせたりしていた。
福知山線を毎日使う大阪市淀川区の会社員、江藤彰さん(29)は車窓から、礼服姿で電車を見つめる遺族の姿を目にしたといい、「胸が張り裂けそうになった。あの光景を心に焼き付け、事故を忘れないようにしたい」と話した。【加藤佑輔】
<毎日新聞>
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