曇り空の肌寒い日、明覚駅からのんびり写真撮りながら２時間近く歩く。
ようやく主要道路から慈光寺に向かう道路を右折すると道が急に登り坂になる。
登り坂が続くと汗ばんでくるので途中でコートを脱いでふたたび歩く。
撮影日１２月０２日
坂東三十三所第9番霊場 慈光寺
慈光寺は「都幾山慈光寺実録」によると、白鳳２年（６７３）に僧・慈訓が千手観音堂を建て、観音霊場とし、役小角も西蔵坊を設けて修験の道場を開いた。その後、鑑真和尚より教えを受け、民衆から菩薩と崇められた釈道忠によって開山された。以来、今日まで法燈を灯し続けている埼玉県唯一の寺である。この寺に伝わる大般若経１５２巻はおよそ１１１０年前に書写され、国の重要文化財となっているそうです。
本堂に続く石段を登っていると後ろからハーハーと息を切らせながら登ってくる女性。
「まだどれくらい登るんですかね」と辛そうに足を運んでいた。
そのときはもう近くまで来ていたのだが辛そうなのに必死で登ってきたので
どこからきたのか訊ねたら川越から札所めぐりのバスツアーに参加してるとのこと
ツアーの団体さんがお経を唱えています。
彼女が他のツアー客に追いついたときはすでにお経を唱えるのも終わり頃でした。
明日に続く
