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竹の秋

2023-04-11 09:27:24 | 日記
裏庭の明るい景色竹の秋

季語 竹は三月から四月地中の筍を育てるために、一時 葉が枯れたように黄ばんでくる時期がある。この状態が秋に落葉樹が黄ばんでくるのと似ているので、竹の秋という言葉が生まれた。陰暦三月の異名ともなっている。古来、竹は日本人の親しんできた植物の一つである。春になって万象芽吹き清い状況のなかで、竹だけが黄ばんで精彩を欠いている。そうしたところを見逃さなかった日本人の季節への敏感な眼の感じられる季語である。歳時記抜粋。

例句 古里の山は語らず竹の秋  五島高資