17音の記録 やぶにらみ

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2 コメント

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きりたんぽ (願船)
2017-11-09 10:41:37
 焦げてゐて雪の白さにきりたんぽ  
               後藤 比奈夫
きりたんぽは食べたことがないので調べてみた。秋田地方の郷土料理。新米を炊き、すりこぎで半つぶしにして杉の棒に手に酒をつけながら,竹輪のような形に巻き上げ、それを火にかざして焼きめをつける。熱いうちに棒から抜きとって小口切りにし、鳥肉とねぎ、せり、しゅんぎくなどとともに、砂糖、醤油酒で味付けして煮込んだ鍋料理。読めば大体の想像がつく。「焦げてゐて雪の白さに」と詠うのは、火にかざして焼きめをつけたものであろうか。棒に巻いた新米の白さが美しい。

 方言に京の訛りもきりたんぽ

 きりたんぽの鍋を囲んだ団欒の風景が浮かんでくる。「方言に京の訛りも」とあるから古くから都の文化とつながっていた東北の冬が想像された。     
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有難うございました。 (阿部)
2017-11-10 07:33:39
願船さん
うれしいコメントを有難うございました。
二時間で秋田湯沢に付きます。この季節温泉旅館にいくと決まってきりたんぽが食膳に付きます。京訛りを感じる中居さんの言葉を聞くと歴史を感じます。
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