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植木市

2015-03-17 10:28:48 | 日記
植木市
少年に虚しき日あり植木市  鈴木六林男
売り物に犬が足上ぐ植木市     拙

庭木や果樹を植えるにふさわしい時期になった。農具市・互市などの名で、そちこちで開催されている。
植木市といっても、地方では植木に限らず、農具・日常品・臼・桶・ざる・など現在のスーパーでは買えないものとか、ラーメン 沼エビ 子犬までも出品されることもある。(子犬は売り物ではない。)

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4 コメント

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植木市 (願船)
2015-03-17 16:02:26
   少年に虚しき日あり植木市  鈴木六林男

 六林男の俳句はあまり読んだことがない。無季、前衛俳句の人だと思っていたが、この句では季語や切れのある伝統俳句の形をとっている。「少年に虚しき日あり」は一読してよくわかる俳句らしい表現であるが、植木市との取り合わせの妙味があまり感じられない。寺社の境内や縁日、夜店などの植木市に出されている果樹や花木の苗もさることながら集まってくる人々も春を迎えて元気のいい季節である。こような季節に「少年に虚しき日あり」を取り合わせると、春の季節の巡りや人々の活動とは逆に、思春期の少年が虚脱感や自己喪失感に陥り悶々と過ごしている状況を想像するのである。 六林男俳句の真意がどこにあるかは確言できないが、自分はそのような感じを味わっているのである。

   売り物に犬が足上ぐ植木市   阿部

 阿部句でも同じ「植木市」を用いている。上五・中七によると「売り物に犬が足上ぐ」というのがその場の状況である。これは出品の植木に犬が小便をひっかけていることがすぐ理解できる。犬にとっては草花の苗よりも、しっかり立っている植木の方が似合うような気がする。出品の植木を「売り物」と表現しているところに諧謔性を感じることが出来ました。有難うございます。願船

 

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数字4桁の入力について (願船)
2015-03-17 16:18:15
コメントを入力する前に表示された4桁の数字を入力しています。一回目の数字入力ではコメントが送信されません。何度かこういうことがあったので、阿部さんが俳句を表示している欄の右下にあるコメント数が出るところを見ることにしており、一回の数字入力ではコメント1という表示がでません。もう一回数字を入力して、前記の場所を見ると、コメント1となっており、入力出来たことを確認した後プログラムを終了するこいとにしたいます。誰の場合もこのような状況になっているのでしょうか。ぼくのやり方がどこか間違っているのでしょうかお伺いいたします。願船
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有難うございました (阿部)
2015-03-17 20:27:57
いつも嬉しいコメントを有難うございました。

眼が疲れていたり、調子が悪いと送信されないことが時々あります。そんなときは僕は再度挑戦します。すると前回よりも明瞭な数字が出てきます。三回ぐらい続けて押したこともあります。
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有難うございます (植木市)
2015-03-17 20:43:02
願船さん嬉しいコメントを有難うございます。
付けすぎだと思う取り合わせの句は、切れの入った一章体と解釈すれば、分かりやすいと思います。拙句は一章体のつもりでかきました。六林男さんの句は取り合わせの句ですね。どんなつながりが探るのか取り合わせの句魅力ですね。一章体なら春愁いなのでしょうね。取り合わせの形をつかったから、植木市としてもやもやとした心情を吐露したのではと愚考しました。
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