17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

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2015-03-24 10:21:29 | 日記
春寒
 春寒や乞食姿の出来上がる   中村吉衛門
 春さむし五線の指のままならず    拙


 桜前線もすぐ傍まで来てからの寒戻りは厳しい。今日は10cmの積雪 タイヤ交換したには気の毒な雪となった。
暇があったので、楽器にすがってみたら、指がかじかんで儘ならなかった。二・三日は続くとの予報。ピッチャーがコントロールに苦慮している映像を思い出した。甲子園のピッチャー諸君の苦心に同情する。

卒業

2015-03-23 15:59:37 | 日記
卒業
 ゆく雲の遠きは光卒業す  古賀まりこ
 復興の近い新たに卒業子     拙

 被災地の卒業式をテレビで見る機会が増えた。中には他の学校で行われたり、閉校予定の最後の卒業式だったり
であった。児童の大部分が死んだ宮城県石巻市の大川小学校・閉校になる門脇小学校の卒業式には涙をを誘われた。
卒業生の謝辞で地域復興に役立つ人間になるという内容にはほっとした。彼らの前途に幸多かれと願う

彼岸

2015-03-20 20:42:14 | 日記
彼岸
 お彼岸のきれいな顔の雀かな   勝俣一透
 昼食は回転寿司となる彼岸      拙


 今日は彼岸の中日なので、墓参りの親子連れも多い。最近は墓参りの帰りに外食というケースも珍しくない。
回転寿司は比較的に安価であり、子供向けのめメニューも豊富にあるので、親子連れも多い。古来 仏教では殺傷を戒めてきているので、仏教関係の行事では肉食を避けた。しかし、墓参りの帰りであっても魚食を主とする寿司屋の
暖簾をくぐる。 

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2015-03-18 07:56:38 | 日記
連句に挑戦してみませんか。

俳句の前身は俳諧でした。俳諧は二人以上で行う座の文芸です。十七音の句と十四音の句を関連付けて詠んで、一つのまとまりのストーリイを創作します。
連句の基本は人の句に自分の句をつけることです。これをつけ句といいます。

さあ あなたもつけ句に挑戦してみませんか。設定されている17音(五・七・五)の句の続きに14音(七・七)の句を加えてお話をつくります。これが、連句の基本になります。

月影をまといてひとり露天風呂 (17音の句を 長句と言います。)
 これにこんな句 (14音の句を 短句と言います。)がつきました。
 
 しみじみ思う兵たりし頃
 右往左往の過去蘇る
  いっそこのままきえちまおうか
  過去も未来も思う事なし
  変身するを誰も知るまい
  演歌歌えば黙す蟋蟀
 塀の隣にあがる嬌声  

みなさんも このように 短句をつけてませんか。何句でも結構です。
コメントの欄にご記入ください。

句の後に 俳名も書いてください。   例句は「現代の連句」より借用


植木市

2015-03-17 10:28:48 | 日記
植木市
少年に虚しき日あり植木市  鈴木六林男
売り物に犬が足上ぐ植木市     拙

庭木や果樹を植えるにふさわしい時期になった。農具市・互市などの名で、そちこちで開催されている。
植木市といっても、地方では植木に限らず、農具・日常品・臼・桶・ざる・など現在のスーパーでは買えないものとか、ラーメン 沼エビ 子犬までも出品されることもある。(子犬は売り物ではない。)