17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

木下闇

2015-06-13 18:42:04 | 日記
木下闇
木下闇抜け人間の闇の中 平井照敏
聴く耳を持つこともなし木下闇  拙


やると思えばどこまでやるさ 演歌の世界だけと思っていたが、このごろの政権の姿勢にもみられる。
0B・学者・世論にも耳を傾けず自論を追及していく姿勢には政権の驕りではと思える。
法治国家を自認しつつ己の都合の良い方に法を解釈することなく、説明を尽くし世論にもっと耳を
傾けて欲しい。

時の記念日

2015-06-10 17:51:48 | 日記
時の記念日
時の日の正刻に入る厠かな     田湘子
時の日や何故いそぐのか考える    拙

今日は時の記念日 天智天皇が日本で初めて水時計を使用された日だと小学生時代教わった。

 時は金なり とか 少年老い易く学成り難し などと時間の大切なことを表現する諺はおおいが、
それにより急いで事を処す様になったのかと愚考した。 交通信号が黄色や赤に変わる寸前にアクセルを強く踏む。遅い乗り物より速い乗り物を利用しようとする。今日はどっしり構えて行動したが、不都合はなかった。  

五月晴

2015-06-08 21:57:31 | 日記
五月晴
梅雨晴れ間焼むすびなど匂はせて   星野麦丘人
着ぐるみを剥がされてしまふ五月晴    拙
 
五月晴は梅雨の晴れ間を指します。今は乾燥が室内で容易になりましたが、かって梅雨晴れ間には家内が
追剥のように、無理無理 着ぐるみを剥いでいきました。

今日 東海・関東地方も梅雨入りをした。当地も間もなく入ることでしょう。

心太

2015-06-05 15:25:30 | 日記
心太
心太みじかき箸をつかいけり  古舘曹人
店頭に初代の写真心太       拙


 心太とかいてどうして「ところてん」と読むか調べてみると、ところてんは以前「こころぶと」と呼ばれていたらしいとのこと。真偽のほどは不明。
老舗の店頭に創業者とか、創業当時の写真などを飾っているのを見かける。後継者の方々には心強い映像なのだと拝察している。暑い時は心太用の特製の酢醤油を入れた一升瓶や杉の葉の蓋も懐かしい。

メダカ

2015-06-04 09:00:39 | 日記
めだか
赤めだか針のごとき子生れたり 細見綾子
水槽の中にメダカの二・三匹   拙

めだかは、子どもの魚取りの対象としてかっこ恰好だったが、農薬や河川工事により激減した。
小学校の理科の教材として扱われてきたが、いつしか金魚店で買う様になってしまった。
集団で水面を泳いでいた光景を見る機会は少なくなった。