届け物

６月６日、土曜日。
午前９時４３分。
晴れ。


昨日は、
晴れた空から曇り空になり
そして午後には、雨が降り出し
夜には強めの雨となっていました。


夜中には、『台風？』なんて
一瞬、思ってしまったくらいの雨でした。
風も吹いていたから壁に吹き付けて、その音が台風っぽかったのかな？


今は、晴れて
陽が良く当たっていて
週末のお出掛けには丁度良い天気になったようで
出掛けられる方々は
こんな土曜日は嬉しいのでしょうね。^^


梅雨前の晴れた日というのは
本当に気持ち良いね？
燕がスイスイと
海中を泳ぐイルカの如く、ペンギンの如く空を飛んで
電線に数羽、音符のように並んでいる姿は
始まったばかりの夏に
爽やかな光を連れて来てくれるように思えます。


燕といえば…『幸せの王子』と言ったかな？
絵本になっていると思うけど、あのお話を思い出します。


街の中(公園？)に建てられた王子の像があって
象には、沢山の宝石がはめられてあって
燕は王子様に頼まれて
その宝石を貧しい人や困っているに届ける…という話
だったような？


やっぱり燕は
幸せや光を運んでくれているのかな？
…なんて
思ってしまうような
空をスイスイと飛び交う燕の風景が
近頃は嬉しいです。



絵本、時々、読みたくなります。
読むというか眺めるというか…絵本はやっぱり絵がいのちというか
絵を観ていると癒されます。^^


物語を分かりやすく伝えてくれて
目にも楽しい、一石二鳥。
もしかしたら三鳥も四鳥もあります。


そんな物語が
あちこちで輝いていると良いな。
鳥が運んでくれていると良いな。


もしかしたら…僕ら私たちも
王子様や王女様から
幸せの何かを
知らないうちに受け取っているのかもですね？
宝石の代わりに。


宝石や、宝石以上のものを受け取って
こころは息を吹き返し
リアルな日常を耐えられたり
夢を見たりできるのかもですね。


宝石や王子様や王子様は
あらゆるもの。
心に水やりしてくれるも
美しいもの
かもですね？












『届け物』

雨上がりの午前
虹の色のあいさ

僕の左目を持っていけ
僕の右目を持っていけ

ハイ、ワカリマシタ

王子は言って
燕は運ぶ
僕ら、私達に幸せを

運ぶものは、妙なる調べ
きっとたぶん
歌声、音色、舞い、色彩、文字、言葉
ありとあらゆるもの
羽から光を振りまいて

届けられた感動に
大事な何かをいただいて
幸せの種が植えられる

幸せの花が
やがと咲くようにと
舞いあがる







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