足跡

６月２８日、日曜日。
午前４時１５分。
曇り。


窓から外を見ると、明るくなり始めた町は
まだ眠りの中で
いつもは、遥か遠くに星が瞬いているような
小さな小さなヘッドライトが
１つは必ず見えるけど、今日は見えません。
さすがに朝方の４時すぎは
みんな眠っていて夢の中なんだね？


昨日(２７日、土曜日)は
『音楽の日』
だったようです。
昨日、新聞のテレビ欄を見ていたら
特別音楽番組が放送されるようで
『そうか、今日は、音楽の日だったのか…』
と、分かりました。


パソコンを使っていた頃は、今日は何の日を検索して
ブログを書いたりしていたけど
パソコンを使わなくなってからは今日は何の日か、知ることは稀です。


ほんの時々
祖父母の部屋の日めくりカレンダーにちょっとだけ書いてある日がある…
くらいの程度なので
『音楽の日』だなんて、とってもステキな日なことを
とりあえず、知ることができて良かったです。^^


僕は、仕事で観られない時間帯の放送
『ブラタモリ』も『音楽の日』も
母に録画しておいてもらいました。


帰ってから観ては
『やっぱりな、音楽って良いな』
と、つくづく思いました。^^


『ブラタモリ』は、いつもいつも
面白い。とても観ていて楽しいです。
見逃したシーンや聴き逃した言葉があると、戻して確認したりして
しっかり観させて頂いて…我ながら
本当にブラタモリが好きなのだなぁと思います。


どこの街にも
僕ら私達の知らない歴史があって
その上に、その礎の上に、元に
暮らして今日があるのだなって
教えてもらえて有り難いな。


この間の『川越編』では…
昔、大火があった川越の街は
江戸から職人さんに来て頂き街を再建したのだって。
それで江戸の街そっくりなのだね。


さらっと一瞬で聴いてしまう「大火」という言葉だけど
ものすごい痛みや苦労があったのだろうなぁ…と想像します。
その時に生ずる色んな気持ちって
大事だなと思う時があります。


良いところを知るのも
面白いところを、美味しいものを知るのも好きだし
大事なことだけど
色んな角度から見る歴史や、人々がしてきたことだとか
思いが
チラッと見えた時
そこに、もっと
大事なものが潜んでいる気がする
そんな感覚になるブラタモリです。


街の向こう側には
光も影もあって
街を作ってきた人々の足跡が今もあって
テレビ、パソコン、車、飛行機
携帯、スマホ、新幹線、リニアモーターカー…などなど
昔は無かったもので溢れる現代のすぐ隣に
昔を生きた彼らの呼吸が
あるのだなと、思う１時間。
面白楽しく教えてくれて
やっぱり楽しい『ブラタモリ』です。


昨日の『奈良編』は
録画してもらった『音楽の日』をソファーで眠気と闘いながら観たので
まだ観てないけど
奈良編も面白そうです。
歴史の宝庫ですもん、どんな風景が隠れているのでしょう？


音楽の日
そんな、たいせつな日に
音楽を聴けたことに感謝です。m(_ _)m


そして…ピアノは
６曲、弾いてしまいました。
下手だけど
遅刻ギリギリになってしまいそうだったけど
弾いてしまいました。
でも、ピアノの音が聴けて嬉しかったなぁ！











『足跡』

見渡せば、足跡がある
声は聴けないけど
顔は見えないけど
笑って泣いて
泣いて笑って
僕らの知らない時代を生きた
彼らの息遣いが
垣間見えた時
彼らは、そっと笑う

思い出してくれて
ありがとう

そう言って
天へ昇っていっては
懐かしい風となる
遥か時を越えて
微笑んでくれる







*