ｗａｌｔｚ

雨の粒がひとつずつ
空から無数に降ってきて
土に
草に
葉に
掌に
心に
花びらに
舞い降りる寸前に
一緒だけフワリと踊る

手をとって踊る
一瞬だけのワルツ









*

ｍａｐ

１月１７日、水曜日。
午後２１時５８分。
曇り。


ずっと降っていた雨はやんだようです。
今日は、強めの風も強く吹いていて
久しぶりの風雨でした。


今日は、１月１７日。
毎年、数字を見ただけで思い出す
阪神淡路大震災があった日です。
３月１１日もそうなのだけれど
数字(日付)を見ると自然に思い出します。


今も思い出す朝です。
多分、一生忘れることはない衝撃でした。
あれからこの日が来る度
いつもの日課のお仏壇に向かう時には
いつもより長く
あの日の朝に手を合わせます。
そして今日も手を合わせるのでした。




地図で調べたい所があって地図帳を広げていたら
あっという間に時間が経って
時計をみてビックリしました。


地図が好きでね
見始めると、ずっと見てしまうのです。
それはもう延々と…(・_・)


調べたい所を調べてしまったら
その周辺を見て
“こんな地名があるのだねぇ”
なんて見ていると
興味深い地名が沢山あったりするし
“そんな神社があるのだねぇ”
なんて
行ってみたい神社さんを見つけたり
地図はやっぱり好きなものです。


とはいっても
発行された日付をみてみると
２，００９年と書かれてあるので
自分が知っているエリアの地図を見ると
現在の町とちょっとだけ違うような所もあったりして


そういった場合は
“あぁ、前はこんな店があったなぁ”
とか
“ここにあの道ができたのだなぁ”
とか
今と昔(少し昔)の違いを見つけては
懐かしく思ったりします。


行ったことがある町や道は
当時を思い出して
また久しぶりに行ってみたいなとか
しばらく見ていなかった風景を見たくなったり


行ったことがない町などは
地図を見ながら
どんな風景なのだろうなぁ？
どんな雰囲気なのだろうなぁ？
なんて想像(妄想？)していると楽しいです。


この道を行ってみたいなとか
この橋を渡ってみたいなとか
この公園をブラブラしてみたいなとか
とにかく、いろんな想像をしては
延々と地図を膝の上に広げたまま
背中を丸めて見入ってしまいます。


学生時代、社会は地理の授業中
やっぱり地図に見入って
想像(妄想？)の世界に入ってしまったりして
授業そっちのけでした。


学生時代の時は
授業用の地図なので世界中が一応載っているので
想像(妄想？)はさらに世界へ飛んで


チリは長いなぁとか
ディズニーワールドはここら辺かな？とか
アマゾン川はどこだ？とか
アイスランドは寒そうだなとか
南極の日本基地は？とか
太平洋は広いなぁとか


挙げ出したらきりがないくらいだけど
見たい場所が沢山のいっぱいで
思い出していたら
今も見たくなってきてしまいます。
世界はとにかく広いなぁです。



目の前の地図は県内地図だけど
ものすごくローカルだけど
小さな神社や古墳、巨木まで載っているのがありがたいです。
って…こんな地味なことで良いのだろうかっ。


でも、地図は楽しいです。
広辞苑と一緒で
延々と延々と…眠りこけるまで？
見入ってしまうのだろうな。



雨でも暖かめな日でした。
乾燥した空気が潤って
恵みの雨になっていたら良いなです。

お休みなさい。









*

めぐみ

１月１７日、水曜日。
午前１０時０３分。
雨。


窓は閉まっていても雨の音が聞こえてきて
久しぶりの雨音だなと
草木が揺れるのを観ながら思いました。


ここ三日くらいかな？
暖かくてありがたいですね、
でもまだ１月なのにこんなに暖かいと
“地球、大丈夫？”と思うこともあるけれど
春の気分を味わえて、ありがたいです。


乾燥した空気の季節の中、久しぶりの雨です。
植物にとっては恵みの雨なのでしょうね？
僕らも恵みの雨の潤いを感じて

良い日を！







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