目覚めると暗闇…
月明かりが青白く差し込んでいる
隣には スースーと寝息を立てて眠る
愛しい大谷。
その腕をそっと解いて 起き上がる。
そして その顔を覗き込む
あたしの首筋には…
さっきまでの 激しいキスと情事の感触がなんとく残っていて
身体が…火照って熱い。
大谷の唇を人差し指でそっなぞる…。
その唇…愛の言葉なんて 発する事は あんまりない。
その代わり…キスで その腕であたしに愛をしるしていく。
はじめての日…
あたしたち2人ともぎこちなくて
お互いの肩や手に触れるたび ドキドキして心臓が飛び出そうやった
あたしなんて体中電気が走っているなんて…
思ってたんだよ。
大谷の手が 優しくあたしを求めるから
あたしは その手に あたしのすべてを委ねた。
息も出来ないほどのキスも…切ないキスも…
刻みあうしるしも…
ふたりで…少しずつ覚えていったよね。
大谷の寝顔は無防備 口なんて半開き
今花が あったら 生花できるよ
こんな顔が見れるのは…きっとあたしだけ…
長いまつげも すぐに上がる眉も 憎たらしい口も…
かわいくって…悪戯したくなってくる。
上唇に そっとキスを重ねる。
ゆっくりと 摺り寄せてなぞっていく…。
『ん…ん?』
なんて言いながら寝ぼけ眼 大谷が目を開く
だけどまだ夢の中。
すぐに目は閉じられる
『おもんないなぁ…(笑)』
あたしは もっと深いキス。
ゆっくりと舌をからませる…。
で…また大谷が目を開けた。
『ぅぁ…ぁぁん…』
へんなうなり声
真剣に寝ぼけていますやん。
はははははははは
その姿が おかしくて おかしくて…
あたしはひとりベットの上で笑った。
どうしよ…
もう 全開で 大谷が…愛しい。
そっと 大谷の髪を撫でる。
やわらかいその髪を 手のひらで遊ばせる。
『だいすきやで…』
なぁ 大谷。
あたしが こうして大谷に触れるたび…
指先からこの気持ちが伝わればいいのに
ちゃんと 大谷に伝わってるかなぁ。
あたしは大谷の腕の中にそっと戻って眠りに着いた
end
月明かりが青白く差し込んでいる
隣には スースーと寝息を立てて眠る
愛しい大谷。
その腕をそっと解いて 起き上がる。
そして その顔を覗き込む
あたしの首筋には…
さっきまでの 激しいキスと情事の感触がなんとく残っていて
身体が…火照って熱い。
大谷の唇を人差し指でそっなぞる…。
その唇…愛の言葉なんて 発する事は あんまりない。
その代わり…キスで その腕であたしに愛をしるしていく。
はじめての日…
あたしたち2人ともぎこちなくて
お互いの肩や手に触れるたび ドキドキして心臓が飛び出そうやった
あたしなんて体中電気が走っているなんて…
思ってたんだよ。
大谷の手が 優しくあたしを求めるから
あたしは その手に あたしのすべてを委ねた。
息も出来ないほどのキスも…切ないキスも…
刻みあうしるしも…
ふたりで…少しずつ覚えていったよね。
大谷の寝顔は無防備 口なんて半開き
今花が あったら 生花できるよ
こんな顔が見れるのは…きっとあたしだけ…
長いまつげも すぐに上がる眉も 憎たらしい口も…
かわいくって…悪戯したくなってくる。
上唇に そっとキスを重ねる。
ゆっくりと 摺り寄せてなぞっていく…。
『ん…ん?』
なんて言いながら寝ぼけ眼 大谷が目を開く
だけどまだ夢の中。
すぐに目は閉じられる
『おもんないなぁ…(笑)』
あたしは もっと深いキス。
ゆっくりと舌をからませる…。
で…また大谷が目を開けた。
『ぅぁ…ぁぁん…』
へんなうなり声
真剣に寝ぼけていますやん。
はははははははは
その姿が おかしくて おかしくて…
あたしはひとりベットの上で笑った。
どうしよ…
もう 全開で 大谷が…愛しい。
そっと 大谷の髪を撫でる。
やわらかいその髪を 手のひらで遊ばせる。
『だいすきやで…』
なぁ 大谷。
あたしが こうして大谷に触れるたび…
指先からこの気持ちが伝わればいいのに
ちゃんと 大谷に伝わってるかなぁ。
あたしは大谷の腕の中にそっと戻って眠りに着いた
end