『なぁ おかあちゃん…。』
保育園の黄色い帽子かぶったままのあっくんが
あたしをじっと見つめて聞いてきた
『んっ?なに?』
『なんで ぼくに おとうとかいもうと おらんの?』
『へっ?』
『なんで?ゆうたにいちゃんには けいたくんおるのに…』
えっと なんでといわれましても…
首を可愛く傾げて『なんでなん?』と聞くあっくん。
あたしは戸惑ってしもて咄嗟に こうゆうてみた。
『えっとなぁ…その神様が まだ あかんって…』
『あかん???なにがあかんの???』
われながら嘘が ヘタ…。
『あ゛ーーーーえっと…そうそう お願いの量がたりひんくて…』
『そしたら ぼくが たりひんぶんするっ』
なんていいながら あっくんはベランダに移動した
ちゅうか…今のんで信じるん?
あっくん あたしらの血引いてないんかっちゅうぐらいええ子や
ベランダに出たあっくんは 天に向かって両手を合わせた
『はよう あかちゃんが うまれますようにおねがいします。』
もぅ めっさかわいい。
後ろからぎゅーして 襲いたいぐらいや…なんか可愛いなぁ
神様が あっくんのお願い聞いてくれるのは
もう少し後のお話。
end
★おまけ★
『てな わけやねん かわいいやろ あっくん。』
『ふーん あいつがそんなこと』
『ふふふふ あたしに似て素直でかわいいもんっ』
『まあ 多少の…は あるとして なっ』
『もぉ…』
『てなわけで… なぁ リサ…子供のお願いは 聞かんなあかんよな?』
保育園の黄色い帽子かぶったままのあっくんが
あたしをじっと見つめて聞いてきた
『んっ?なに?』
『なんで ぼくに おとうとかいもうと おらんの?』
『へっ?』
『なんで?ゆうたにいちゃんには けいたくんおるのに…』
えっと なんでといわれましても…
首を可愛く傾げて『なんでなん?』と聞くあっくん。
あたしは戸惑ってしもて咄嗟に こうゆうてみた。
『えっとなぁ…その神様が まだ あかんって…』
『あかん???なにがあかんの???』
われながら嘘が ヘタ…。
『あ゛ーーーーえっと…そうそう お願いの量がたりひんくて…』
『そしたら ぼくが たりひんぶんするっ』
なんていいながら あっくんはベランダに移動した
ちゅうか…今のんで信じるん?
あっくん あたしらの血引いてないんかっちゅうぐらいええ子や
ベランダに出たあっくんは 天に向かって両手を合わせた
『はよう あかちゃんが うまれますようにおねがいします。』
もぅ めっさかわいい。
後ろからぎゅーして 襲いたいぐらいや…なんか可愛いなぁ
神様が あっくんのお願い聞いてくれるのは
もう少し後のお話。
end
★おまけ★
『てな わけやねん かわいいやろ あっくん。』
『ふーん あいつがそんなこと』
『ふふふふ あたしに似て素直でかわいいもんっ』
『まあ 多少の…は あるとして なっ』
『もぉ…』
『てなわけで… なぁ リサ…子供のお願いは 聞かんなあかんよな?』