その日は4月から教師になる奴らが集まっての勉強会
(という名の飲み会。)
あと12月24日はクリスマス・イブ。
恋人たちのクリスマス
恋人のおるはずのオレ…。
リサ なにしとるんかなぁ この間オレ言い過ぎた。
なんて干渉にひたっとると…
『大谷くーん。飲んでるぅ?』
『わっ川島。』
『いやん。青葉って呼んで あっちゃん』
『呼ばんし あっちゃんとか呼ぶなっ』
遅れてきた川島は かなりご機嫌に飲みまくって酔っぱらっとる。
『おいっ大谷。嫁さんには優しいせんな。』
『ちゃいますっ。オレはこんなんと…』
『大谷照れんなって…』
『あっちゃーん♪』
あかん…。
みんな誤解しとるオレはこいつとなんのアレもないねん。
無関係や。関係なんてなんもないっ
お開きにしようってなったとき川島は酔水状態。
『旦那。嫁の面倒見るんやぞ。』
『だからちゃいますっオレは…』
はぁ…一応こいつも女子やし4月から同僚なんやし
オレは川島をおぶって駅まで向かうことにした。
駅迄いったらタクシーの1台は 拾えるはずや…。
『大谷くん あつしくーん。私と付き合ってぇ』
『付き合わんし断る。』
背中で酔っぱらいがなんかゆうとるけど無視を決め込んだ。
オレの態度が気に入らんのか川島は足をバタバタさせた。
『あ゛ーおとなしゅうせんな落とすぞっ』
『やーん。』
『はぁ…』
背中におるんがリサやったら…そう思うと我慢は出来た。
『ほら 駅ついたぞ。』
『やだっ…』
『おりろっ。背中やなくタクシーに乗れっ』
『一緒にタクシー乗って』
『はぁ?なんでやねん。』
酔っぱらいは始末におえんというのはこの事。
川島を背中から降ろして ため息をついた後降参した。
『…わかった。一緒にタクシー乗って送ったるわ』
『わぁーいっ あっちゃんすきっ』
ぎゅっ…川島はオレに抱きついてきて頬にキスしてきた
『なっ…なにすんねん。』
『だってすきやもん。(ぎゅっ…)』
これがリサやったら…
この間 言い過ぎた分誤って抱きしめて…
もう帰さんって朝まで…
帰ったらリサに連絡を入れてみようと思った。
『ただいまぁ…。』
『あっちゃん今までどこで道草してたん?』
帰るなりおかんの罵声が飛んできた。
たしかに9時には帰るってゆうてたけど子供やないねんからええやんけ
そう答えたらげんこつが一つ落ちてきた。
『あほっ せっかくリサちゃん来てたのに…携帯電話してもつながらんし』
『えっ?リサ来たん?』
来るって連絡貰ってない。
まさかサプライズという奴で来てくれたんか?
自分の部屋に入ると机の上にひとつ袋が置いてあった。
その上にはちいさなメモ。<メリークリスマス。>とだけ書いてあった。
袋の中身は万年筆が1本。軸の所にA.OTANIと刻印してあった。
あわてて電話したけど<ただいま電波の届かない所に…>とアンナウンスが流れた
だから24時間営業のメールを打った。
<ずっと連絡入れんとごめん。オレ言い過ぎた。
リサプレゼントありがとう。来るんなら連絡してくれたらよかったのに>
いくら待っても…
その返事は帰って来なかった。
(という名の飲み会。)
あと12月24日はクリスマス・イブ。
恋人たちのクリスマス
恋人のおるはずのオレ…。
リサ なにしとるんかなぁ この間オレ言い過ぎた。
なんて干渉にひたっとると…
『大谷くーん。飲んでるぅ?』
『わっ川島。』
『いやん。青葉って呼んで あっちゃん』
『呼ばんし あっちゃんとか呼ぶなっ』
遅れてきた川島は かなりご機嫌に飲みまくって酔っぱらっとる。
『おいっ大谷。嫁さんには優しいせんな。』
『ちゃいますっ。オレはこんなんと…』
『大谷照れんなって…』
『あっちゃーん♪』
あかん…。
みんな誤解しとるオレはこいつとなんのアレもないねん。
無関係や。関係なんてなんもないっ
お開きにしようってなったとき川島は酔水状態。
『旦那。嫁の面倒見るんやぞ。』
『だからちゃいますっオレは…』
はぁ…一応こいつも女子やし4月から同僚なんやし
オレは川島をおぶって駅まで向かうことにした。
駅迄いったらタクシーの1台は 拾えるはずや…。
『大谷くん あつしくーん。私と付き合ってぇ』
『付き合わんし断る。』
背中で酔っぱらいがなんかゆうとるけど無視を決め込んだ。
オレの態度が気に入らんのか川島は足をバタバタさせた。
『あ゛ーおとなしゅうせんな落とすぞっ』
『やーん。』
『はぁ…』
背中におるんがリサやったら…そう思うと我慢は出来た。
『ほら 駅ついたぞ。』
『やだっ…』
『おりろっ。背中やなくタクシーに乗れっ』
『一緒にタクシー乗って』
『はぁ?なんでやねん。』
酔っぱらいは始末におえんというのはこの事。
川島を背中から降ろして ため息をついた後降参した。
『…わかった。一緒にタクシー乗って送ったるわ』
『わぁーいっ あっちゃんすきっ』
ぎゅっ…川島はオレに抱きついてきて頬にキスしてきた
『なっ…なにすんねん。』
『だってすきやもん。(ぎゅっ…)』
これがリサやったら…
この間 言い過ぎた分誤って抱きしめて…
もう帰さんって朝まで…
帰ったらリサに連絡を入れてみようと思った。
『ただいまぁ…。』
『あっちゃん今までどこで道草してたん?』
帰るなりおかんの罵声が飛んできた。
たしかに9時には帰るってゆうてたけど子供やないねんからええやんけ
そう答えたらげんこつが一つ落ちてきた。
『あほっ せっかくリサちゃん来てたのに…携帯電話してもつながらんし』
『えっ?リサ来たん?』
来るって連絡貰ってない。
まさかサプライズという奴で来てくれたんか?
自分の部屋に入ると机の上にひとつ袋が置いてあった。
その上にはちいさなメモ。<メリークリスマス。>とだけ書いてあった。
袋の中身は万年筆が1本。軸の所にA.OTANIと刻印してあった。
あわてて電話したけど<ただいま電波の届かない所に…>とアンナウンスが流れた
だから24時間営業のメールを打った。
<ずっと連絡入れんとごめん。オレ言い過ぎた。
リサプレゼントありがとう。来るんなら連絡してくれたらよかったのに>
いくら待っても…
その返事は帰って来なかった。