『なー リサ何欲しい?』
『へっ…』
何が欲しい?
もうすぐ12月というある夜。ふいに大谷に聞かれた。
『な…何が欲しいって? どうゆう意味?』
『意味ってそのまんま。リサの欲しいもん聞いとるんやけど?』
『欲しいものっていきなし?』
『いきなしちゃうで ほらもうすぐクリスマスやろ?』
『あっ…』
たしか12月には そういったイベントがあった。
『もしかして忘れ…『とらんよ。大谷クリスマス♪たのしぃーたのしぃ』』
半ば強引かつわざとらしくおどけると大谷は溜息ついた。
というかクリスマスプレゼントって内緒で驚かすとか
サンタがよい子の枕もとに置いておくもんちゃうん?
『で…何ほしいねん。』
『何って…そんなん聞かれても…別に…あたしが欲しいのは大谷の愛?とかへへへっ』
そう あたしの欲しいのは大谷との時間。
あたしらしいない言葉を素直に吐いたら羽交い絞めにされた。
『リサ それって反則。』
『だってぇ…ほんまやもん。』
『ほな そんなリサには…』
『あたしには?』
『ベットでオレに可愛がられる権利 やるわ(笑)』
えーーーーーーーーーー
end
<おまけ>
『もれなくオレをプレゼントみたいな?』
『なんでそうなるんよっ(赤)』
『照れんな そんで遠慮すんな。』
『してなーいっ!!!』