ラブ★コンLOVE (LOVE×3館)

ラブ★コン 大谷×リサの2次創作
(たまに他の漫画もあります)

あんはっぴー?はっぴーDAY

2016年08月03日 11時48分06秒 | 企画(季節・イベント)
「おおたにっ もうわかれるっ!!」
「はぁ?おまえなにゆーて…」

「ええねん さいならーーー」

って走って逃げたんは
1時間前。

そうやねん
あたし 小泉リサは本日大谷と別れましたっ!

そんな
今日は8月の3日


あたしのたんじょうびやーーーーーー

★★★

大谷と付き合って…

えっと…

いち に さん し ご…の 八回目の誕生日


デートに誘われて(珍しく)時間通りに待ち合わせ場所についた。

大谷もめずらしーく早くきてるやんって
その姿見て声かけようとした

ら…

なんか女の人とええムード醸し出しててん。

その顔がめっさ嬉しそうで
あたしはすぐに この人は大谷のそっくりさんや

似てる人 物まねタレントさんや…


ってめっさ必死に思い込もうとしたんやけど…

あかん

泣き出しそうな女の人と嬉しそうな大谷の笑顔

これって…

もしかしたらあたらしい彼女!

「小泉…オレ ありさ(仮名)と付き合うことにした
  おまえみたいなあべのハルカスとはもう付き合えん」

なんていわれて
あたしマジでフラれる5秒前ちゅうの?


いやや そんなん絶対いやや

それならあたしからばっちり大谷のこと振ったんねん

ぱさーっと思いっきり…
すきって気持ち断ち切ったんねん

愛されるより愛したいねん(特に意味なし)


で…


捨て台詞吐いて大谷から走って逃げて

現在に至る。
ここはザビエル公園。

ベンチに腰掛けて空を仰いだ


「おおたにぃ…(´;ω;`)やっぱスキやねんで…」

自分から大口たたいて振ったくせして
あたしは未練たらたらやねん

いつか…
この恋をわすれることができるんかなぁ

この選択はきっと間違えてない
って言いきれるんかなぁ


あれからどれぐらい時間たったんやろ…

明るかった空がもう暗くなってた。
たしか公園の時計は4時やったのに…

今は暗くてわからへん

「…帰ろっと…」

明日 仕事休みやけど予定なくなった。
行こうと思っていたデートプランも流された

それならこれからは仕事に生きて…

ってそんなに優秀でもない

とにかく家帰ってゆっくりお風呂に入りたい
特別な日のためにとっておいた入浴剤使って…

あとはおもいっきり寝たんねん(笑)


★★★


「ただいまぁ…」

「リサ?あんた大谷君とこ泊まってくるって…」

「あー帰ってきた。お風呂沸いとる?」

「沸いてるけど…」

おかんはあたしが帰ってきたことにびっくりしてた。
リサの分のゴハン用意してないんやけど…

って言われて

「食べた」って嘘ついた。


ザバーー!!

「はぁ 極楽極楽やっ…」

お風呂に入った瞬間は癒されるっちゅうか落ち着いてたのに
やっぱり…別れたことのつらさがAカップの胸に突き刺さる

なんやろ…
この ズキっと痛むん…

「それより はよ頭洗おうっと…」


髪の毛を洗い始めてしばらくたったとき
お風呂場のドアの外からおかんがノックはしてきた。

「リサ あんたにお客さんやで…」
「えっ? 今髪の毛洗い始めたから…
 ちびっと待っててもらって…」

そう返すと「はよしいやリサ」って言葉の後
おかんは向こうへといってしもた

でも…

お客さん?
だれやろ?もしかしてのぶちゃんが北海道から帰ってきた?
それとも会社の人とか…

のぶちゃんなら「のぶちゃんきたで…」やし

もし…

もしも 大谷なら「大谷くんやで」って

そんなわけないやん
大谷とは別れてきたんやもん

ほんまにお客さんかも…

急いで髪を洗って水分をふき取り洋服を着た。
(部屋着にしようと思ってたけどお客さんといわれ
 さっきまで来ていた洋服に身を包んだ)

「あっ リサ あんたの部屋に通してるから
  それとおかんちょっと北口さんとカラオケいってくるわ」

「えっ?」

「ごゆっくり??」

そんなこと言われて部屋のドア開けた瞬間

「…」

あたしは言葉を失った。


そこにいてたんは…
お客様

ではなくて

★★★


「大谷…」

「小泉 やっと見つけた。」

「…帰ってぇや。あたし 大谷と別れたんやで…」

なんなん…

あんなきれいな女の人があたらしい彼女やのに

古彼女のなんの用なん?

「だからぁ それなんやねん…」

「なんやねんって…」

「おまえ 好き勝手にわかれるーーって言い逃げしよったけど
 オレはおまえと別れる気なんて全くないし…とにかくなんやねん」


へ?

別れる気ないって
もしかして二股かけるつもりなんですかぁーーー

意味わからへん


「… あたらしいかのじょおるくせに…」

「は?」

鳩が豆鉄砲受けたとゆうんは きっとこんな顔のことを結うんやろう
微妙な表情で大谷は右眉をくいっとあげた。

「…かのじょって…オレには…小泉しかおらんやんけ…」

「うそっあたし見てんで大谷が…」

「勝手に誤解しくさって…
  あんな オレが好きなんも…

 あ…愛しとるんも… 小泉リサだけやっちゅうねん アホ」


いいなれへん愛しているとゆう言葉
顔を真っ赤にしながら複雑な表情でゆうてくれてるけど

けど…

それやったら アレは…

「…嘘やもん」

「何が嘘やねん このドアホ… オレは…」

ぎゅっ…

大谷があたしを抱きしめてきた

あかんほだされたらあかんねん…

だってあの女の人

脳裏にさっきの二人がうつって 顔をそらした。


「めんどいなぁ(笑) 」

「…さっきからめんどいとかアホとかゆうてるけど…」


けど…

誰のせいなんよ。

誰のせいで別れるってゆうて…。


「大谷がぁ…おん…おん わぁおーーん」

言いたいことが言葉にできなくて
大声で泣き出してしもた

おかん…
出かけててくれてよかった

「わっ 泣くなっ…ああもう泣いててもええから
  オレの話を聞いてくれって…リサ」

リサ…
ずるい。こんな時にだけ名前呼びやなんて…

別れるゆうた女に優しくせんでもええんやでーーー


★★★


「小泉…もしかしておまえ あの現場を見取ったんやろ
 せやから 女がーとかわかれるーとか言い出したと
  オレは思ったんやけど…」


「うん…」


あの現場とは
きれいな女の人と話している大谷のスケベ顔…。

「おまえは どっからどこまでを見とってん?」

「きれいな女の人が…
  大谷の出した指輪見てうれし泣き…って思い出したら
  あたし泣けてくるーーーー」


あんな場面リフレインして叫びたくない
泣きすぎて嗚咽が止まらへんくなってまうやん。


「いっちゃん見られたくないとこ みとったんか…」

はぁーとため息つかれたけど
ため息つきたいんはあたしのほうやで…

見られたくないところってそりゃそうやろなぁ

「あの人は うちの姉ちゃんの友達。
  務めてるところで指輪を作ってもらってて…
  昨日できるはずが今日にずれ込んだから
  直接 持ってきてもろてん。」

「え?」

「で…出来上がり確認して欲しいって言われて…
 一緒に見てもらってたら…」


ぎゅ…

言葉を止めてあたしを抱きしめる力が強くなった

「…お…おおたに?」


「敦士くん…あんなに小さかった子が…こんな指輪
 あげたい女の子ができるなんて…って…

  うれしい。その子を幸せにしてあげてねって 泣いてん」





大谷の話をまとめると

小さいころから知り合いのきれいな女のひとがいました。
その人の会社で特別に指輪を作ってもらいました

8/2にできるはずが3になったので直接届けてもらいました

女の人は大谷の幸せを願って泣いていました

ってことなん?


「えーーーーーーーーーーうそぉーーー」

「うそーーちゃうわ。ほんまや
  なんやったら今から姉ちゃんにでも聞いてくれ」

スマホをあたしに投げて大谷は横向いた

「けどほんま傷つくわ…彼女からそんな疑われ方して…
  理由もきかんと一方的にわかれるとか…ありえんわ」

あ…

「おっさん疲れたから寝るわ…おやすみっと…」

大谷は勝手にあたしのベットへと潜り込んだ。


「そんなん…わからんやん。」

「わかれって…」

「わからんもん あたしアホやし 大谷嬉しそうやったし」

あたしがめったに見ることない顔して笑っててんもん
間違えても仕方ないやん…

「よっこいしょっと… しゃーないなぁ」

ベットから出て大谷はひとつの箱を取り出した。

「それ…」

「これが現物。もしオレがその女の人にあげたんなら
  ここにないとおもわん?」

ぱかっと箱を開けてあたしに見せてきた。


「これ 誰かさんにプレゼントなんやけど…わかる?」

「…わから「あああ おまえはわかれって(笑)」」


だって こんなん
自分やなんて思わんやん…。

そりゃ今日は誕生日やからええことあってもバチはあたらん

「手だして…リサは はい しかゆうたらあかんねん」

「えっ?「そこは はい やで(笑)」」


大谷はあたしの左の人差し指へと指輪を滑り込ませた

「リサ。オレと…一緒になってください 」

「え…」

「ちゃうやろ…」

「は はいっ!!」


最低やって思っていた誕生日が…
こんな結末やなんて


神様ってなんかいぢわるや(笑)

「Devote the rest of my life to you.

Let's get married」

「えっ?大谷 なんてゆうたん?」

「辞書でもひいとけ(笑)」






end



<おまけ>


Devote the rest of my life to you.

Let's get married

っていったいなんなんか宿題です(笑)









最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。