JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

一つの音に命を吹き込む

2015年12月18日 | オカリナ

これは楽器の特性だと思います。

単音楽器はひとつの旋律を吹いていくので、

ちょっと大げさでしょうが、

一おん、一音を心をこめて吹き込めます。

また同じような気持ちでゆったりとした曲ならば、

ピアノも同じように命を吹き込むつもりで

音をだしていきます。

単音楽器では、音作りというものがとても大切です。

とくにオカリナは吹き込む息の強さで簡単に音揺れしまうので、

しっかりとした音程を作るにはよく耳をそばだてて一定の息の強さで

吹き込むことが大切です。

音楽をどう作っていくかは、その人次第ですが、

一般にオカリナをジャズのアドリブを駆使して吹いている人が

少ないので、ジャズ曲でオカリナの新しい魅力が出せたらいいなと思い、

いまは密かに練習しています。ピアノやハーモニカや

オカリナなどいろんなものに取り組んでいるので、

時間を作るのは大変ですが、それはそれで有意義です。

楽器の魅力をその人の個性で引き出すことができたら

そこから新しいものができるかもしれません。

土から出来たオカリナはその素朴さから

フォークロア調のものが似合いますが、

それだけではありません。

演奏者のセンスでなんとでもなるのです。

 

 


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