先日海南市で、漆まつりがあったので、久々に妻と一緒に車で走って行きました。
最近こういうイベントは久しぶりです。沿道にで店があったのですが、どちらかというと
安物ばかりで漆というよりは簡易なウレタン塗料のばかりだったので、がっかりしていたのですが、
大きな真っ黒なたらいにワンちゃんの置物が二匹おいてあるお店に入ると、そこはすごい
お店だったのです。
まずお店に入っておどろいたのが、家と蔵が続きになっていて、蔵にも
国宝級の漆の屏風とかおいてありました。
中に入るとひんやりしていました。蔵の扉が厚さ50センチほどの大理石の扉でした。
それはお金のかかった扉です。
オーナーのご主人が集めた沢山の品もところ狭しと並べてあって、それを安い値段で
処分しているんですよ、とオーナーの奥さんが説明してくれました。
漆の食器や物入れはありましたが、ぼくの目に止まったのは
民族楽器です。
叩いてみると実にいい音がしますね。
値段もそこそこだったので、さっそく購入することにしました。
妻は漆のコップを2脚購入しましたが、ぼくはこの楽器のみです。
この太鼓、アフリカのジャンベのようでジャンベではありません。
筒は竹で出来ていまして、また太鼓の皮は山羊の革のようです。
叩く部分は椰子の実を半分切ったものです。
そこに白い皮が張ってあります。皮は硬すぎず
やわらかすぎず実にしっかりと手に馴染みますし、
よく弾んだ音がします。
とにかく、ぼくは音の出るものはなんでも好きなので、
今は一日1時間ほど叩いています。
今日からメトロノームに合わせて叩き始めました。
けっこう楽しいです。
太鼓は実にリズムの練習になりますね。
youtube でジャンベの音を聞きましたが、
なぜか筒は小さいのに、ジャンベより低い音がします。
またエッジを叩くととても軽快な響きがします。
ジャンベは下に置きますが、これは軽いので、
下に置きません。だからいい音がするのです。
膝に挟んでたたくのと、腕に抱きかかえて、両手で叩くのと
二通りのパタンで叩けますが、
腕に抱えたほうが叩きやすく、またもし観客の前で叩くとすると
抱えたほうがよく音が届くと重います。
ま、ピアノライブの余興としては面白い楽器です。
今月26日のフォルテのピアノライブに持って行って、
叩いてみようと思います。
持ち運びするバッグが必要なので、ちょっとさがしています。
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