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ピアノを始めると、まずバイエル、ブルグミュラーと
すすむのだけど、僕もその口です、
近所の中学の音楽の先生にピアノを初めて習いに行ったら、
いわゆるスタンダードな進み方でしたが、
僕が大学の頃、アカデミックな和声は先生にも
習っていましたが、時々相愛の作曲科の院生にも
ならっていました。彼女は子供にピアノを教えていたんだけども、
今はわたしはバルトークのミクロコスモスを教えているんだよ。
といって弾いてくれました。リディアン旋法の空疎な響きの音楽でした。
メロディックでもなく、和音で言えば第3音がすっぽり抜け落ちた
まさに空疎な感じ。
音楽の持っている旋律の強さは、リズムや和音をやはり超えていると思うので
バルトークの伝承音楽の採譜は自分のスタイルを作る上で強力です。
そういう意味でちょっと無味乾燥なところもありますが、
初見の練習のつもりでミクロコスモスをひと通り
さらってみるのもいいかもしれません。
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