JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

バルトークのミクロコスモスについて

2011年11月19日 | 音楽雑感

ピアノを始めると、まずバイエル、ブルグミュラーと

すすむのだけど、僕もその口です、

近所の中学の音楽の先生にピアノを初めて習いに行ったら、

いわゆるスタンダードな進み方でしたが、

僕が大学の頃、アカデミックな和声は先生にも

習っていましたが、時々相愛の作曲科の院生にも

ならっていました。彼女は子供にピアノを教えていたんだけども、

今はわたしはバルトークのミクロコスモスを教えているんだよ。

といって弾いてくれました。リディアン旋法の空疎な響きの音楽でした。

メロディックでもなく、和音で言えば第3音がすっぽり抜け落ちた

まさに空疎な感じ。

音楽の持っている旋律の強さは、リズムや和音をやはり超えていると思うので

バルトークの伝承音楽の採譜は自分のスタイルを作る上で強力です。

そういう意味でちょっと無味乾燥なところもありますが、

初見の練習のつもりでミクロコスモスをひと通り

さらってみるのもいいかもしれません。

 

 


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