昔から、古本屋さんが大好きで、
梅田の天牛さんとか、狭い店内ですが、
ついつい面白い本を見つけると、うれしくなって
何時間も店でうろうろしていることがあります。
さすがに、最近は時間がなくてあまり
古本屋さんには行かなくなってしまいました。
その昔、東京に住んでいた頃は
よく神田に行きました。
洋書が大好きで、
雑誌NEW YORKERなんて表紙も実に
渋いデザインで、都会の香りがするので、
ついつい読みもしないのに、1冊、2冊と
衝動買いしていました。
音楽関係の古本もけっこう
読み漁りましたし、
とても役に立つ物が
多かったように思います。
音楽家のみなさんは、知的な人が
多いのです。
たとえば、
故・武満徹氏は日本を代表する作曲家ですが、
彼の文章は音楽と同様、
実に奥が深いのに
ユーモアがあって、
特に彼の音楽に関する文章は
面白かったですね。
人との出会いと同じで、
本との出会いも
実に楽しいわけで、
それは自分が考えもつかない
発想力を持っている人の
文章はとても刺激的なのです。
これは、音楽の曲の出会いも
同じです。
ジャズ・スタンダード曲も同じで、
おそらく、スタンダードジャズで
有名な曲は1000曲くらいあるでしょうが、
自分の好みもあるので、
ピンとくる曲はその中で
数十曲しかありません。
あんまり数えたこと無いな。
とはいえ、概ねスタンダードとして
残っている曲はそれなりに魅力があるので、
どんなスタンダード曲でも料理の仕方が
あるわけです。
たまたま中山智弘さんのJAZZブログを読んで
いると、著者のひとりとして名を連ねていたので、
検索してみると、すでに絶版でした。
調べるとヤフオクで即決で販売していたので、
即買いです。
ホントは新品が欲しかったのですが、
絶版ならしかたないです。こういうときに
はヤフオクは役に立つのです。
中身は届いたらまたご紹介しますが、
スタンダード曲のイントロ・セッションでのアドバイスなど
載っているそうなので、楽しみです。
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