JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

購入後の2度めの調律

2016年03月05日 | ピアノ

納入後直後はけっこう調律は狂います。

これは長旅の間にピアノを振動させるのと

新しい環境に慣れさせるためにも

納入直後に調律をせず、二週間ほど経ってから、

調律をしてもらいました。

それが去年の11月。それから4ヶ月も経つと

さすがに一部の弦があきらかにハウっています。

調性は約3時間ほどかけていただけますので、

ほんとうに丁寧に調律してもらって

グランドピアノも喜んでいます。

今回の2回めの調律でハンマーにもしっかりと

調整をしてもらって、だいぶ音が締まりました。

ピアノが喜んでいます。

調律師は井上さんというのですが、

大阪から高速でいらっしゃいます。

和歌山までは本当に時間がかかるのに

まだお若いので、とてもエネルギッシュです。

またピアノのことで色々質問するのですが、

どんなことでもよどみなく答えてくれます。

それも嬉しい事です。

もともとベーゼンドルファー専属の調律師さんだけあって

ベーゼンドルファーのことはかなりくわしいです。

YAMAHAのグランドピアノはだれでも弾けば、

パラパラ弾けるように大変抵抗感のない鍵盤なのですが、

ベーゼンドルファーはちがいます。

このピアノ、時には貴婦人のごとく艶やかできらびやか、

時には暴れ馬のように俊敏な反応を示します。

ヘタな弾き方をすると、そっぽを向いてしまいます。

YAMAHAのピアノはそういうことはありません。

実に弾きやすいのです。むしろ弾きやすすぎると言ってもいいかもしれません。

今回の調律でぐっと締まりました。

このYAMAHAのピアノを大切に育てていきたいと思っています。

 

 

 


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