満足のいくところまではいきませんね。
本来ピアノが持っている弾きは、
弦の響きを響板がどのように増幅するかにかかっています。
響板の板素材そのものがもっている、木材の柔軟性で響きそのものが変わります。
それからピアノの箱の中で音が回ります。これも大切な響き成分
そういった総体の音をマイクロフォンでどのように録音しても
アコースティック成分をすべて拾うことは不可能です。
近いものを出せてもやはりピアノの持つ豊穣な厚みのある音成分を
出すのは至難の業です。さらに、それを物理音源として出すのは現状では無理でしょ。
pianoteqのやろうとしていることは素晴らしいですが、
まだまだです。
今回もヴァージョンが5に上がったということで、マックにサンプルをダウンロードして
弾いてみましたが、音は痩せていますね。
理想の音からはあまりにかけ離れていて、残念ですね。
ヴァージョンが10くらいに上がるまでまだ5年位掛かりそうですが、
そのくらいまで待つしかないのでしょうかね・・・・。
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