その昔、大学生の頃 エピステーメという雑誌を購読していました。
『エピステーメー 』は、1975年に朝日出版社から創刊された思想を扱う月刊誌。
この言葉はフランスの哲学者 ミッシェル・フーコーが提唱していた
地の枠組みという意味の言葉で、いわゆる哲学用語です。
こんな硬い雑誌を読んでいましたが、その時の潮流として
現代音楽を実践していた自分にとっては愛読書でした。
みゅーじんという雑誌は、YAMAHAの雑誌ですが、これはこれで
音楽をかる~く楽しむという点ではとても音楽周辺の情報を
楽しんで扱っている力の抜けた感じが、時代に合っていると思います。
音楽というものは必需品ではないが、とても愛しいもの
とても生活をうるおいのあるものにしてくれます。それを軽く紹介しましょうという
力の抜けたスタンスが感じられますね。おそらく会員制の雑誌なので、
必死になって販促をしないで良いという編集方針が有るのかもしれません。
大型の書店に行って、音楽関係のものをちらりと見るのは
DTM マガジン SOUND & RECORDING とか、
サウンド・デザイナー などしか見ないですが、
参考になる資料がたっぷりあるときは買いますが、
業界本みたいなもので、あまり心がホットになりません。
そういう意味ではこの雑誌はオススメかな。
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